中小企業診断士

お金の話は明るく楽しく!

おはようございます。渋屋です。
昨日は天気が悪く、寒い1日でしたね。
私はテレワークの1日でした。いつもは気分転換にカフェに行ったりするのですが、
昨日は雨と寒さに負けて、家で仕事をし続けました。。

1月7日に行った診断士の会、パネルディスカッションで出た話題です。
他のパネラーの方のご意見を伺い、「なるほどなぁ~」と思いました。
経営者として大切なマインドだと思いますので、
久々に「診断士のタマゴ」(マインド編)として記事にしてみました。

 

お金の話は明るく楽しく

診断士に限らず、士業の方は、お金の話をするのが苦手な方が多いようです。
せっかく自分を高め、価値の高いサービスを提供しているにも関わらず、
お客様から言われてもいないのに、安い値段を提示してしまう。

私の知る限り、士業の多くの方は、独立するまで営業を未経験なことが多いです。
そのためか、最初から臆してしまっているのでしょう。

お金に関して、パネルディスカッションで一緒にパネラーを務めた酒井さんの一言が
強く刺さりました。

「お金の話は、明るく楽しくしましょう!!」

シンプルですが、示唆に富んだ言葉だと思います。

暗い顔をして、ボソボソと見積提示すると、相手も警戒してしまうでしょう。
明るく楽しい雰囲気で話すことが、自分の心を明るくし、
お客様に安心感を与え、心を開くのだと思います。
結果として、正々堂々と見積を出すことができるのです。

 

金は天下の回り物

明るく楽しく話をするために、その背後にある「引け目」を抹消する必要があります。
日本人は、お金の話をすることが、何となく卑しいというイメージを持っています。
だから、高い金額を提示することに「引け目」を感じてしまい、
頼まれてもいないのに、安い金額を提示してしまうのでしょう。

しかし、お金は天下の回り物です。
あなたのお客様がお金を使おうとも、使わずとも、日本の景気には影響ありません。
お客様があなたにお金を払わなければ、別の何かにお金を使うだけです。

お客様はあなたのサービスに投資をして、しっかり投資を回収するほどビジネスを伸ばす。
それが経営コンサルティングというサービスを提供する者の、理想ではないでしょうか。
投資をケチって事業が悪化する方が、よほど問題です。

 

顧客満足にも影響が・・・

あなたのコンサルティングを受けて、お客様が実行に移せる覚悟は、
支払った金額に比例することが多いでしょう。

私の場合、個人的な話ですが、3年ほど前に3日間で30万円のセミナーに参加しました。
個人で支払ったので高額なセミナーです。
しかし、それだけの金額を支払う本気の人だけが集まったので、
その3日間セミナーは、最高に満足度の高いものでした。
(今でも、そのセミナーの関係者に頻繁に会っています。
というより、人脈の大半が、このセミナー関係者です。)

これが金額の安いものだったらどうでしょう?
お試しくらいの中途半端な気持ちの参加者がゾロゾロと現れてくるでしょう。
そして、その場での学びの価値は半減してしまうのです。

経営コンサルティングであれば、高額を払ったからこそ、
もらったアドバイスに真剣に、真正面からぶつかっていくでしょう。
だからこそ、金額を下手に下げてはいけないのです。

いたずらに価格を上げるのではなく、自分の成長を確認しつつ、
顧客に提供できる価値をもとに、サービスの価格を決めていきたいですね。

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過去の「診断士のタマゴ」シリーズはこちらです。

マインド編

戦略編

実践編

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【編集後記】

今日は仕事後に、以前お世話になったコンサルティング会社による
独立・起業セミナーに参加してきます。楽しみです!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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