IT・システム関連

IT人材を育成するためには

おはようございます。渋屋です。
昨日は所属するトライアスロンチームのキックオフでした。
今年から新たにトライアスロンを始める方も多いのですが、
チームウェアが配布され、1人1人目標を宣言し、モチベーションが上がりました!

昨日の記事(小さい会社ほど、IT化が簡単な理由)では、

  • IT化は大企業よりも小さな企業の方が有利になってきていること
  • しかし、小さな企業にはITに強い人材が少なく、実際にはIT化が進んでいないこと
  • したがって、ITに強い人材を育成することが重要なこと

をお伝えしました。

では、実際にITに強い人材を育成するためにはどうすれば良いのか?
私なりの考えを書いてみました。

 

各種サービスをどんどん使ってみる

かつて、ITに強い人と言えば、自分でプログラミングできる人であったり、
システム全体の設計ができる人を指していたと思います。

しかし、小さな会社でITを活用する人に、「作る」スキルはそんなに重要ではありません。
システムを作ることは、サービス事業者がやってくれるからです。
「作る」ことよりも、むしろ「使う」スキルの方が重要だと感じています。

Evernoteにメモを取り、Dropboxにデータを保管し、Skypeで場所にとらわれずミーティングする。
FacebookやTwitterで情報収集やコミュニケーションを促進する。
Excelでデータ分析して、売上や予算、顧客情報を管理する。

そんな日々を過ごしていれば、自ずとITを「使う」センスは磨かれていくと思います。
とにかく、どんどん使ってみることが良いでしょう。
ちなみに例を挙げた上記のツールを使っても、お金が掛かるのはExcelくらいです。
(試しに使うだけなら、Evernote、Dropbox、Skypeとも無償版で十分です。)
大金を使うことなく、どんどん使ってみて、センスを磨ける時代です。

 

面白そうなこと、分からないことをググる

今行っていること、やろうとしていることをITに任せられないか?
常にそういう疑問を持っておきたいです。

例えば、私は以前に勉強会を開催するための会議室検索・予約の時間がもったいなくて、
オンライン秘書サービス「Kaori-san」を利用して、会議室を押さえてもらったことがあります。

サンフランシスコに出張したときは、「Uber」を使えるかどうか?で、
目的地に到着するまでの時間に大きく差がつきました。

システムを保有する時代から利用する時代に変わっていくなかで、
便利なサービスが、個人向けも、ビジネス向けも含めて、次々と登場しています。
少し前に無かったサービスも、今調べると、新たに登場しているかもしれません。

「こんなサービスあったらいいな」、「これ何だろう?」と思うことがあったら、
即座にググる(=検索する)。
この習慣が身につけば、ITはどんどん身近なものになっていくでしょう。

 

IT全般の動きを網羅しているセミナー・書籍を活用する

ここまでの動きができていれば、ITのセンスは磨かれていくと思います。

もし、もっと根本的な基礎を身につけたいのであれば、
IT全般の動きを網羅しているセミナーや書籍を活用して、
土台の知識をアップさせるのが良いでしょう。

ITを組み込んだビジネスモデルを検討するなどの機会がある場合、
あなた、あるいはあなたの会社のIT人材が、
ある程度、土台の知識を持っていた方が、良いビジネスモデルを描けます。

注意点は、特定の製品や技術を説明したものではなく、
全般的な動き(=トレンド)を網羅したセミナーや書籍を活用することです。
ただ、残念なことに、この網羅的なセミナーや書籍は本当に少ないです。
(大半のセミナー・書籍は、特定の製品や技術についてのものです。
それではITを「使う」センスを磨くのは難しいと感じます)

手前味噌ながら、2月5日に発売になる共著
【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド』は、
ITトレンドを網羅した稀有な1冊になります。
ご興味のある方は、是非、お手にとって頂ければと思います。

この書籍の紹介は、別途、記事を書く予定です。

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【編集後記】

今日は自宅でテレワークしつつ、途中で息子の授業参観に行ってきます。
2度目ですが、小学校入学から時間も経ったので、子ども達の成長を観てきたいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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