中小企業診断士

診断士に必要な外注(パートナー)を統括するチカラ

こんにちは、渋屋です。
昨日の記事(診断士のブログにWordPressをオススメする理由)では、
診断士がブログやホームページを持つ際、Wordpressの利用をオススメしました。

理由は、自分が一度使って、運用してみることで、

  • 将来的に、そのまま自分が運用するか?あるいは外注するか?の判断ができる
  • 外注する場合、その外注へ自分のやりたいことを正しく伝えることができる
  • 金額感覚(何が大変で、何が簡単な作業か)が分かる

というようなことが挙げられます。
決して、初めから大金を使って、外注に丸投げすることはやめたいですね。

実は、同じようなことが他の分野にも言えます。
フリーランス(個人事業主)としての自分の事業を支えるためにも、
クライアント企業の支援をするためにも、外注(パートナー)を統括するチカラは、
診断士に必ず求められると思っています。

 

知らないことは統括できない

WordPressによるブログ・ホームページ運用に関わらず、
一度は自分でやってみなければ分からないことが多々あります。

診断士という試験は本当に幅広い範囲を網羅している試験ではありますが、
その各々の分野について、実務ができるようになるか?というとそうではありません。

また、税金のように試験範囲には含まれない要素も数多くあり、
実際にフリーランスとして活動開始したり、あるいは会社を立ち上げるためには、
もっと知らなければならないこと、経験しなければならないことが山ほどあるのです。

外注(パートナー)へ、それを依頼しようにも、自分自身が全く知らないことは、
統括することができません。ですから、Wordpressのようにコストは大きく掛からず、
気楽に始められるものについては、まずは経験してしまいましょう、ということなのでした。

 

自ら学びにくいものは、お試しから

とは言え、全ての事柄について、自分がゼロから学ぶことは大変です。
時間もお金も足りなくなることが多いでしょう。
自分で手探りばかりしていて、立ち上げたい本業に差し障りが出たら本末転倒です。

そのような場合、専門化にガッツリ依頼をするのではなく、
まずはお手軽なお試しから試してみるのが良いでしょう。

WordPressも簡単に教えてくれるサービスは多々ありますし、
他に顧問契約を持っているような税理士の方であっても、
短時間のコンサルティングをメニューとして持っていることも多いです。

このお試しを通じて、どこまで自分で出来そうなのか?
逆にどこから先を専門化に依頼すべきなのか?という判断をするようにします。
決して、「何も分からないから、全部お願いします」という丸投げスタンスに
なるのはやめましょう。

自分の事業にとっても、クライアントの事業にとっても、
診断士として全くのブラックボックスを持つのは、非常に危険だと感じます。

 

たゆまぬ学び

そう考えると、起業家としてみても、診断士としてみても、
私たちには継続した学びが必要だということが分かります。
企業で働いていると、個々の処理を各々の部署が担当してくれるため、
見えない部分が本当に多いことに気付かされます。

これから起業される方は、1つ1つ、自分に足りないスキルを
今から埋めていきたいですね。

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過去の「診断士のタマゴ」シリーズはこちらです。

マインド編

戦略編

実践編

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【編集後記】

そんなわけで私は昨日から、とある勉強を始めました。
ここでは書けないくらい、基礎すぎることです。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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