中小企業診断士

診断士は、笑顔を増やしてみたら?

こんにちは、渋屋です。
このところ読むビジネス書は、何度も読まれるような古典を中心にしています。
結局のところ、原理・原則に戻るからです。

今日は『人を動かす』を読んでいて感じたことを。
久しぶりに「診断士のタマゴ」(マインド編)を書きたいと思います。

 

診断士こそ笑顔が必要

診断士は、場所によっては「先生」と呼ばれるような存在です。
クライアント企業の社長と始めてお会いしたときに、難しいしかめっ面をしていたら、
その印象はいかがなものでしょう?自分とはかけ離れた存在として見られてしまうのではないでしょうか?

社長は、会社を良くするために、診断士に対して、自分の会社の良いところも悪いところもさらけ出す
必要があります。本当は伝えたくないこと、見て欲しくないこともあるでしょう。
そんなときにアドバイスを貰いたい診断士が、やたら難しい顔をしていたら。。。

ただでさえ隠しておきたいこと、見られたくないことを、
そんなコンサルには見て欲しくないはずです。

社長が安心して、自社の状況を冷静に伝えられるように信頼関係を築くには、
まずは診断士の笑顔が必要なのではないでしょうか。

 

笑顔で未来を明るいものに

さらに、しかめっ面で難しい顔をしている診断士に「大丈夫ですよ」と言われるのと、
明るい笑顔で事業の方向性を「大丈夫ですよ!」と言われるのでは?

やはり圧倒的に後者の方が安心感があるのではないでしょうか。
例えは違うかもしれませんが、受験生が試験直前に、笑顔一杯の講師に
「やれる!いつも通りで!!」なんて後押しされるのと同じなのだと思います。

明るい笑顔には、明るい未来を引きつける力がある。
逆に難しい顔には、それなりの将来しか引き付けられないのでは?と思います。

 

スキル以外の部分の重要性

会社を運営し、成果を上げるのは社長と従業員です。
コンサルタントではありません。
(コンサルタントが現場に入り込むケースもありますが、それは別の話ということで)

ということは、どんなにコンサルタントのスキルが高くとも、
それを社長が理解をして、実践できなければ意味がありません。
そして、社長が納得して、腹落ちして、実践できるようにするためには、
高いスキルではなく、笑顔が必要な気がします。

診断士は向上心の高い方が多いので、ついつい真剣になり過ぎてしまうことがあります。
成果を出すためにも、自分自身が楽しく過ごすためにも、笑顔を増やすことができたら良いですね。

私は初対面の方と会うときに緊張しがちなので、自戒の念をこめた記事でした。。

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過去の「診断士のタマゴ」シリーズはこちらです。

マインド編

戦略編

実践編

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【編集後記】

今日は仕事後に、最近独立された方の話を聞きにいきます。
リアルな苦労話をしっかりと自分のモノにしたいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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