おはようございます。渋屋です。
「診断士のタマゴ」(実践編)でセミナーを成功させるポイントについて書いています。
昨日までの3回終わりにするつもりだったのですが、オマケとしてもう1つ追記しておきます。
プレゼンの練習をした方が良いか?
「セミナーをやった方が良い」という話をすると、
人前でプレゼンテーションをすることが苦痛で一歩踏み出せない方が多いのに気付きます。
ただ、そのような方に話を聴いてみると、
普段の仕事等でも、ほとんどプレゼンの機会がないようです。
確かに普段から人前で話をしていない人が、突然やれといわれても大変なのは確かです。
そのような方には、いきなりセミナー主催しなくても良いので、
まずは数人の前で話す練習をオススメしています。
これまで書いてきたように、セミナーを主催するには、その告知(集客)からアフターフォローまで、
全体の設計が必要となります。逆に言うと、どれか1つでもつまずくと苦労しますので、
人前で話すことが大きなハードルの場合には、まずそれを下げる練習をオススメしているのです。
話す練習は仲間と数回やるだけで改善する
偉そうに書いていますが、私自身、プレゼンテーションは上手な方ではありません。
自分自身のセミナーを主催しておきながら、今でも人前で話すときには軽く緊張します。
滑舌が良い方でもありません。
それでもセミナー講師として登壇できるのは、話すスキルが最低限のレベルを超えているからです。
そして、その最低限のレベルは、思ったほど高くありません。
スティーブ・ジョブズやマイクロソフトの西脇さんのように洗練されたレベルに達する必要はないのです。
その最低限のレベルとは、「聞き苦しくないこと」。
緊張が一定レベルを超えると、聞いている側にまで伝わって、聞いていること自体がつらくなってきます。
たまに居ますよね?結婚式とかで、上がり過ぎて、見ているこちらがツラくなるシーンが。。
この状態だと、セミナーのコンテンツに集中できません。
何とか、このレベルを脱していれば良いのです。
この最低限のレベルを脱するためには、何度か仲間内で練習するだけで、かなり効果があります。
テーマを決めてプレゼンし、それをお互いに評価し、フィードバックする。
良いところと悪いところを伝えてもらうことで、ブラッシュアップすることができます。
診断士であれば、そのような良い仲間を見つけることも出来るのではないでしょうか。
とにかくハードルを下げる工夫を
最も多い例として人前で話すことを挙げました。
それ以外にも、苦に思っていることがあるかもしれません。
もし、そのようなことがある場合には、1つ1つ、ハードルを下げる工夫をすることです。
私の場合、応募があったとき、セミナー前日、セミナー開催後のフォローなどの
メールを個々人に送る作業が、重荷になったことがありました。
1人で事務局も講師も行っていますし、日中は別の仕事もしていますので。
そこでセミナー応募者に適切なタイミングで、メッセージの一部をその方向けに
カスタマイズして送ることの出来るサービスを利用することにしました。
このように手間が掛かっていたことを半自動化したことで、
負荷を下げることが出来たのです。
ハードルが目の前にあるのであれば、とにかく下げる工夫をすること。
それがセミナーを長く続ける上で、徐々に効果として現れてくることでしょう。
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過去の「診断士のタマゴ」シリーズはこちらです。
マインド編
戦略編
実践編
- プロフィールに書くべきことと、その狙い
- 診断士がセミナー講師を目指す理由
- 理想とするセミナーは、マインドと実践ノウハウの程よいブレンド
- 診断士がセミナーを自分で主催すべき理由
- 診断士がセミナー主催を成功させるステップ(その1)
- 診断士がセミナー主催を成功させるステップ(その2)
- 診断士がセミナー主催を成功させるステップ(その3)
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【編集後記】
昨日、久しぶりの運動なのに22kmも走ったので、筋肉痛です。。
(1km 5分30秒ペースで筋肉痛とは我ながら情けない。。)
LSDで積極的に回復(&脚作り)させたいと思います。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!