中小企業診断士

診断士として、自分の商品にこだわり過ぎない

こんにちは、渋屋です。
昨日の記事(自分を知るためにも、常に新しい人と出会う)にも書きましたが、
今週は月・水・木、と新しい人と出会っています。
(火曜日は既知の仲間とサシモニ)
生活に躍動感が出てきて、いいカンジです。

さて、今回は診断士のタマゴシリーズの続きです。
過去の記事はこちらです。

診断士のタマゴ(マインド編)

診断士のタマゴ(戦略編)

 

最初の仕事は人脈から生まれる

今まで、顧客のニーズを探し、それを満たすための商品開発をして、
その商品が顧客に選ばれるため(=競合に勝つため)の強みがあるか、
確認しましょう。

という流れで話をしてきました。
この流れ自体はセオリー通りで、実際に行うべきなのですが、
(それがないと、仕事の軸がブレますので)
今日はそれとは相反する話をお伝えします。

当たり前の話ですが、仕事は人と人とのつながりの中から生まれます。
そのとき、あなたに依頼される仕事は、ひょっとすると開発した商品・サービスとは
異なるかもしれません。

しかし、私はそのような機会を最大限、活かした方がオトクだと思うのです。

 

機会を活かして貢献しよう

これは人から聴いたお話しで、実際に周りを見ていてそう思うのですが、

仕事は人の層の中でまわっている

という事実があります。

金額を叩き合って、市場のパイを食い合っていく人の層に入った場合、
平均的な人たちの層に入って、普通の仕事、普通の金額で仕事をする場合、
高いレベルの商品・サービスを提供している人たちの層に入った場合、

どんな未来が待っているか?簡単に想像できると思います。
そして、この層の上下間の間では、ほとんど仕事はまわらないのです。
(各層の中で、仕事は閉じていると考えた方が良いと感じています。)

だからこそ、仕事を頂く機会があったとき、自分が目標とする人から
仕事を依頼された場合には、スキルが足らなくても食いついて受けるようにしています。

何回か仕事を請けて、しっかり貢献することができれば、
自分が目標とする人たちと同じ層の中で仕事をすることができるようになります。
だからこそ、自分の開発した商品・サービスにあまりこだわりすぎてはいけないと思うのです。

 

同時にスキルアップしよう

自分ができるかどうか分からない仕事を請けるのは、正直怖いです。
「絶対にできない」と思ったらお断りするしかないですが、
「ギリギリ何とかなるかも」と思ったら、思い切ってやるべきだと思います。

実際、「ギリギリ」と思う機会は何度もありました。
自分のスキルが足らないと感じたとき。
単純にスケジュールが厳しいとき。etc

そのようなとき私は自分1人で仕事を抱え込まず、仲間を見つけて対処してきました。
そういう意味では、自分と一緒に仕事をしてくれそうな人と、
その人の持っているスキルをまとめておくことをオススメします。

今、振り返ってみると、仲間と一緒に対処したことによって、
自分自身も足りていなかったスキルを身につけることができました。

また、自分の商品・サービスではない仕事であっても顧客と接することで、
世の中にどんなニーズが潜んでいるのか?を確認することができます。
アタマの中だけで考えていることと、実際に顧客の声を聴くことには、
(やっぱり)雲泥の差を感じます。

 

まとめますと、自分の商品作り(=仕事の軸作り)は真剣に行いつつ、
目の前に現れたチャンスをしっかり活かそう、
ついでに書けば、起業直後の苦しいキャッシュフローを少しでも潤そう、
そんな話でした。

診断士のタマゴシリーズ、まだまだ続きます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【編集後記】

今日は鮒谷道場生の同期会です。
3日間セミナーから、早2年半。
久しぶりにお会いする方もいらっしゃるので楽しみです!

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

PVアクセスランキング にほんブログ村