中小企業診断士

自分のメニューがないから苦しくなる

士業は、見た目に独立していても、実態は2種類に分かれます。

  • 自分の商品・サービスを持って、本当に独立している人
  • 人の商品・サービスを代行しているだけで、実態は雇われている人

 

独立して、どちらを目指すのか?

独立するには、様々な理由があると思います。

私の場合は、自分で商品の企画から、実際にお客様に提案し、提供する。
そしてお客様からのフィードバックを頂くところまで、
全部を自分でやりたいと感じたからでした。

私が会社員を辞め、独立した理由(商品開発・マーケティング編)

つまり、誰かがつくったサービスを実行するためではなく、
自分でビジネスの端から端まで、全部行いたくて、独立をしたのでした。

お客様が抱えている悩みを解決する。
そのために、自分が提供できることをサービスに仕立てる。
実際にサービスを提供して、お客様の反応を見る。
もし喜んでくれたら、最高じゃないか。

私が独立して働いている行動の源泉は、この考え方です。

一方、人のつくったサービスの実行部隊として、忠実に働く人もいます。
中小企業診断士を取得して、小さなお子様を育てながら働く人などは、
このような働き方を選んでいるケースも多いように感じます。

もちろん、どちらが正解ということではなく、
その人なりに、満足した働き方ができれば良いと思います。

 

自分のメニューをつくって掲げる

ただ、本当は自分でお客様とつながり、
自分自身の事業を立ち上げたいと思っているにも関わらず、
結果として、人がつくったサービスの実行部隊になっているケースを数多くみます。

その理由は大きく2つです。

  • 自分自身の商品・サービス(メニュー)を掲げていないこと
  • 自分自身のメディアで情報発信していないこと

知らせるモノがなくて、しかも知らせていないのですから、
仕事を獲得できるわけがありません。

「なんでもやります」というだけで、価格も掲げていなければ、
仕事の依頼が来るわけがないのです。

独立直後は、心配・応援して下さる方が、仕事を紹介して下さるかもしれません。
しかし、そんな紹介は長くても1年程度。
そして、自分が理想とする仕事を紹介していただくためには、
やはり仕組みが必要なのです。

独立する(した)なら、まずは自分のメニューをつくる。
そして、それを掲げる。
ここがスタート地点です。

 

自分のメニューをつくれない?

ただ、実際に相談に乗ってみると、
コンサルタントと言えども、自分自身のメニューをつくれない、ということが多いようです。

確かに中小企業診断士でも、商品企画については学びません。
アイデア出しから事業化するまでの流れを、
体系的に学んだ方は、そう多くないでしょう。

ただ、ある程度のイメージはできている人が多いでしょうから、
まずはそれを文章にして、メニュー化してみることをお勧めします。
必要とされたとき、お渡しできるものがあるだけで、ビジネスの成果は確実に変わります。

より設計をしっかりされたい場合には、
8月29日にセミナーを行いますので、
ご興味ありましたら、ご参加いただければと思います。

仕事獲得に困らないサービスメニューのつくり方

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【編集後記】
久しぶりの投稿でした。
「ネタができたら書けば良い」という方針のブログが
長続きしない理由を、実体験している気がします。。

なお、毎日の発信はこちらのメルマガ「経営は100種競技!」で行っています。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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