こんばんは、渋屋です。
怒涛の仕事ラッシュです!
フレームワークによる分析が「刺さらない」ワケ
このところ、フレームワークを使った分析が迷走しているシーンに良く出会います。過去にも似たようなことがあって、フレームワークに関するを記事を書いていました。
せっかく労力をかけて、あるいは多大な費用を払ってコンサルタントを雇い、フレームワークを使って分析をしたにも関わらず、自社や事業をどうすれば良いのか?有益な結論が得られないときがあります。
それは分析をする以前にやらなければいけない、「根本」が抜けてしまっているからです。
まずは本質的な問いに答えることから
その根本とは、 本質的な問いに答えることです。例えば、ドラッカーは経営者に対して、この5つの質問をしています。
- われわれのミッションは何か?
- われわれの顧客は誰か?
- 顧客にとっての価値は何か?
- われわれにとっての成果は何か?
- われわれの計画は何か?
この本質的な問いに答えることは、外部の人間(経営コンサルタントなど)には難しいことです。その事業を行っている主体者だからこそ、答えられる・考えるべき質問です。戦略は難しいものだと考える方が多いと感じますが、突き詰めていけば、このようなシンプルな問いに答えることが、戦略そのものだと思います。
例えば「われわれの顧客は誰か?」という問いは、昨日の記事(ペルソナの設定はやっぱり大事だった!)に関連してきます。顧客は誰か?を考え抜くことで、具体的な顧客のイメージができ、ペルソナが設定されます。
戦略を立てた後、フレームワークで分析を
フレームワークが活きてくるのは、この本質的な問いに答えた後です。 具体的な戦略が立てられているからこそ、それを前提として、強み・弱みや、自社の強みの源泉(独自資源)が洗い出せます。競合他社との差別化も明確になってきます。
フレームワークを使うことが悪いのではなく、使うべきタイミング・方法が大切ということだと理解しています。
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【編集後記】
ブログ投稿後にTwitterに自動投稿しているのですが、数日前から止まっておりました。
Wordpressをバージョンアップした後からかもしれません。要確認です。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!