アイアンマンジャパンみなみ北海道のレースレポート。
スイムを概ね予定通りのタイムで終わり、いよいよバイク。
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バイクコースの特徴
バイクコースは自動車専用道路の 2.5往復が中心の180km。
コース中、175kmくらいは自動車専用道路なので走りやすいです。
(アスリートガイドより抜粋)
インスタでは「フラットって言ってたのに登りがキツかった」というコメントを良く見かけました。
が、以前から獲得標高は 1,450mと発表されていましたし、佐渡・五島と比べると激坂はなく、個人的にはタイムを狙いやすいコースだと感じました。
バイクスタートものんびり
さて、私のレースレポートに戻ります。
今回レースの楽しみは、新バイクで走ること。
長年乗ってきたトライアスロンバイクをパワーアップさせたのでした。
ハンドル周り、ホイールを変えて完了!と思っていたら、フレームの不具合が見つかり、駆動系以外は、ほぼ新車状態に。
ギアが手動で、ロードバイクの電動(Di2)に慣れているので、どうかな~と思っていましたが。
このレースにおいては、ほぼ問題なしでした。
ダンシングしながらギアチェンジできないのが、ちょっと不便だったくらい。
スイムアップしてスタートしようとするも、寒くて震えてしまいます。
急いでレインウェアを着てからスタート。
(スタート直後の一般道)
バイクスタートから意識していたのは、「最初の20kmはウォーミングアップ」。
今年6月の徳之島では、最初から突っ込みすぎて腰痛が出てしまいました。
去年の佐渡A(バイク190km)では、最初の20kmでウォーミングアップしたことで、最後まで走れました。
(ラスト10km、平坦・向かい風区間で垂れましたけれども・・汗)
ロングは長いので、まずはしっかり動きづくり。
肩甲骨周りをしっかり動かす。それに連動して骨盤が動く。
結果として脚が回る。
パワーは出なくていいので、まずはスムーズな動きが出るように、冷えた身体を温めます。(レインウェアを着たのは、身体を温める意味もありました)
10kmほど進んだら、まぁまぁ身体が動いてきたので、そこからは補給。
スイムスタートからここまでで、2時間弱経ってますので。
ライスピュレとパワーショッツのグミをもぐもぐと。
レース前半は、しっかり咀嚼して、唾液を出す作戦です。
固形物を食べられるうちに、食べておく。
コース中、最も北にある北斗中央ICでトイレへ。
スイム後から行きたかったのですが、T1で見当たらなかったんですよね。。
そのまま15kmほど南下して北斗茂辺地ICへ。
茂辺地は下って登る
ここでは一度、一般道に向かって坂をグイっと下ります。
(向こう側から、こっち側に降りてきます)
そしてUターンして、再度登ります。
この坂が、本コース中で一番登るところです。
とは言え、6%くらいなので、激坂というほどではありません。
筋力を使わないように、リズムで回して登ります。
(Uターン直前も登って下る)
登り切ったところでエイドがあります。
ここで暑くなったこともあり、レインウェアを脱ぎました。
ウォーミングアップも無事に終了。
だからと言って踏むことはしません。今まで通り、全身を使ってリズムをとるだけ。
私なりのロングの鉄則は「絶対に踏まない」です。
平坦と下りは心拍130台、登りでも140台までに留めました。
茂辺地のエイドを出た直後くらいにトップ選手とすれ違います。
スイムスタートで20分弱の差があることを考慮しても、既に30km離されているのだから恐ろしい。
さらに進むと、ラプレム 太田コーチとすれ違い。
お互いにDHポジションのまま手を振ります。
太田さんにも 25kmくらいは離されている感じ。
(ラプレム 太田コーチ)
この後、太田さんには、すれ違うたびにジワジワと離されて、最後に見たときは40km以上、離されていました。
上位選手との地力の違いを感じさせられました。
もう一段階、レベルアップしたいものです。
リズムを変えずに淡々と
茂辺地から、また15kmほど南下して木古内ICでUターン。
往復の60kmかけて食べるはずだったパワーショッツグミを、往路だけでほぼ食べ終えています。
ちょっと食べるのが早すぎたようです。
背中に補助的に持っていた補給を食べつつ、同じリズムで北上します。
途中、チームメイトとすれ違うたびに、目線・会釈でお互いにエールを。
2度目の北斗中央IC(65kmくらい)で、再度バイクを降ります。
まずはパーソナルニーズバッグから、追加の補給食をGET。
さらに2度目のトイレ。今度は並びました。
ちょうどチームメイトも居て、会話しつつストレッチ。
ここでようやく1往復。あと1往復半あります。
平均速度30km/hは無理でも、28km/hくらいはイケる気がする。
元々 7時間切りを目標にしていましたが、6時間半くらいに上方修正。
どこまでペースダウンせずに粘れるか?
既にお尻(というか、正確には脚の付け根の内側)が痛み出しています。
適度にダンシングを入れて、負荷を散らしながら進みます。
(背中のポケットに雑に入れすぎて、エアロじゃなくっている件・・)
残り1往復半の動き
コース的には、ここからは目新しいことはありません。
- リズムを崩さず、補給をしっかり採る
- 登り坂ではダンシングを入れて、ストレッチ・お尻休めをする
- 心拍を見て、適正範囲に入っているか?
- パワーを見て、無駄に踏んでいないか?
- 路面がキレイな場所を選ぶ
- 周りも自分も疲れてくるので、抜くとき・抜かれるときに間をしっかり空ける
- 橋の上では突風が吹くことがあったので、ハンドルに手をかけておく(けど、力まない)
などなど、適宜チェックして、とにかくペースを乱さない・体力をランに残せるようにマネジメントしました。
なお、バイク開始時から終盤に向かって、少しずつ頭の位置が下がっていたようで、ストローが邪魔でした。
(顎から頬っぺたに当たり続けるストロー・・)
邪魔に感じるたびにストローを奥に入れて、またしばらくすると頭が下がり顎に当たって・・を繰り返す。
バイクゴールする頃には、ハイドレーションから吸い口しか出ていませんでした。
この辺も、普段の練習から使ってないからですね。。
最後の市街地は応援が多く
前半から押さえて、補給もしっかり採り続けたので、終盤は垂れてきた人を抜くことが増えてきました。
最後の0.5往復(木古内~茂辺地の往復)では、周回遅れの人を抜く場面も出てきました。
自動車専用道路を終えて、あと5kmもないくらい。
急に沿道の応援が多くなり、気分が盛り上がりますが、追い抜き禁止区間。
前の人にもう少し速く進んでくれないかな~と思いつつ、良い機会なのでランに向けて脚をためます。
市街地に入ってから、短い坂を何度か登ります。
応援もあって踏みそうになるのですが、リズムだけ。
6時間半も切ることができて、バイクフィニッシュ!
バイク:6時間17分8秒(344位/完走1310人)
(前日、T2にランバッグを預けたところ)
トランジション(T2)は、6分13秒。
ワチャワチャしてしまい、余計に時間をかけてしまいました。
スムーズに動いていれば、あと1分は縮められたはずですが、まぁ、長旅なので気にしない。
さぁ、いよいよ最後の勝負。ラン!
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