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それでも私が公的機関の仕事を続けている理由

この2日間で、中小企業診断士が稼ぎたいなら、どうすれば良いのかについて書いてきました。

自分の商品をつくり、それを自分で売ること。
ただ、それには乗り越えなければならないことがあります、と。

この2回で書いたことに反するように見えますが、私は公的機関での仕事も行っています。
今回はなぜ、その仕事を続けているのか?を改めて考えてみました。

 

独立直後のブースターになる

独立直後は、兎にも角にも生活していく上での最低金額を稼ぐこと。
しかし、ゼロから自分の商品だけで食えるようになるまでには、どうしても一定の時間がかかります。
その間の蓄えがなければ、独立に耐えられない、ということです。

ただ、診断士を持っていれば、公的機関の仕事に就くことは比較的容易です。
公的機関の仕事が、最低限の稼ぎを得るためのブースターになってくれるのです。

ただ、そのままの仕事に埋もれることは得策ではなく、自分で仕事をつくり出す(自分の商品を売る)ことは必要だと感じています。
理由はこの2日間で書いてきた通りです。

 

自分だけでは得られない出会い・学びがある

公的な仕事を通じて、私ひとりでは得られない出会いと学びがあります。
出会いは、企業(社長)と仲間(士業が中心)です。

私の普段の行動範囲では出会えない企業(社長)との出会いが得られるのは、
数多くの企業とつながりのある公的機関ならではのメリットです。
例えば私は製造業に関しては素人ですが、そういう異業種との出会いが得られるのです。

また、共に働く仲間との出会いもあります。
同じ士業とは言え、その仕事内容は人によってバラバラです。
特に診断士は、専門分野も出身業種も全く統一感がないので、様々な人と会うことができます。

自分ひとりでは会えない企業・仲間と会うことによって、学びが生まれます。
例えば、私は基本的に政治の動きには無頓着です。
ずっとIT畑で働いてきたからでしょうが、日本の政治の動きに影響を受けることは少なく、
むしろ外資系モンスター企業(例:Microsoft)の動きに大きな影響を受けてしまいます。
そのためか、政治の動きに疎いのです。

しかし、公的機関で働いていたら、政治の動きに無頓着ではいられません。
さすがの私も、少しは情報を気にするようになり、それによって得られる学びがあります。

 

チームでの仕事ができる

つい先週、40社ほどが集まる交流会を主催しました。
私一人で主催したわけではありません。所属する公的機関が主催者でした。
このようなチームでの仕事ができるのも、公的機関の仕事のメリットです。

フリーランスの集まりでプロジェクトチームを組んで仕事をすることもありますが、
お金の取り分とか、チーム内での役割分担とか、結構、揉めることが多いです。
公的機関の仕事は、少なくともお金で揉めることはありませんので、調整が簡単です。

なお余談ですが、独立してから年々、仕事に対するこだわりが強くなっているのを感じます。
嫌と感じる仕事を受け入れられないのです。
それで磨かれていく部分がある一方、会社員の気持ちを理解できなくなっているのも事実。
公的機関の仕事に就くことによって、組織人の気持ちを疑似体験している面もあります。
(あくまでもオマケ的なメリットですが)

 

偶然による強みの発見がある

チームで仕事をしていると、他者から見た私の強みが発見されます。
依頼される仕事が、「なぜ私に?」というケースが少なからずあるのです。
その理由を聴いてみると、「そんな風に見えていたんだ!」と驚くことも多々。
いわゆるセレンディピティですね。

自分で気づいていなかった自分の強みを発見できることは、
自分の商品をつくるときにも、大事なインプットとなります。

 

空いた時間の有効利用

私の場合は、毎日朝から晩までお客様とのアポイントが入っているわけではありません。
常に一定の時間を空けて、ゆとりを持つようにしています。
それが私にとって最適な仕事のリズムだからです。

ただ、ゆとりが大きくなりすぎてしまうこともあります。
1日丸々、外出の予定がないとか。
1週間のうち、お客様とのアポイントが2件しかないとか。

そういうときの空き時間に、うまく公的な仕事を入れるようにしています。
私の場合、あまりに人と会わないと、どんどんダラけてしまう傾向にありますので、、
自分を躾けるために、人と会う時間を設ける仕組みとして活用しているのです。

収入面から見ても、空いた時間に仕事を入れられれば、多少なりとも増えます。
(後述しますが、雀の涙ですが)

 

デメリットにも向き合う

ここまでメリットを書いてきましたが、当然、デメリットもあります。
(世の中、全てに陰と陽がありますので)

1つ目は時間単価の安さです。
私がこれまで経験してきた公的な仕事の時間単価は、一般的にかなり安いです。
私が提供しているメニュー(2時間5万円)に比べて、3分の1、5分の1は当たり前という感じです。
その結果、仮にフル稼働しても会社員よりもちょっとだけ稼げるかな、で止まるのです。

2つ目は組織文化です。
公的機関なので、どうしても政治や、上位組織の影響を受けてしまいます。
自分で意思決定をしたいから会社員を辞めた私としては、相反しているのです。

意思決定が遅い。その結果、機会損失する。
IT化が進まない。面倒くさい手作業が多い。

これらのデメリットよりも、メリットが打ち勝っているので、今は公的機関の仕事を続けています。
(デメリットは、相当我慢しているので、我慢できなくなったら辞めますが 笑)

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【編集後記】
昨晩、福岡から横浜に戻りました。
今日は所用で東京ビックサイトに行き、夜は神奈川のスタートアップイベントへ。
ひどい運動不足です。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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