あいまいな目標では、何事もなされませんよ、ということを書きました。
https://biz-it-base.com/?p=6637
とは言え、やみくもに目標を立てたところで、自分らしく生きられるわけではありません。
前提条件が必要なのです。
自分が何者か?で目標は変わる
上記の記事で書いたことは、
- マラソンの目標は明確だった
- トライアスロンの目標は不明確だった
- 結果、マラソンは目標を達成し、トライアスロンは何となくレースを迎えてしまった
というものでした。
これは言葉を換えると、ランナーとしての自分は定義できていたけれど、
トライアスリートとしての自分は定義できていなかった、ということです。
実際、過去の記事でも書いたことがあるのですが、
フルマラソンの記録更新を狙うのと、トライアスロンの記録更新を狙うのでは、
トレーニングメニューが変わってきます。相反する部分があるのです。
厳密に言えば、「どちらも両立」ではなくて、「どちらかを選択」なのです。
ランナーとしてトレーニングを積み、トライアスロンにも出場するのか。
トライアスリートとしてトレーニングを積み、マラソンにも出場するのか。
自分をどちらと定義するかによって、目標も、それに伴う行動も変わってくるのです。
コンテンツ開発者を選んだ方の事例
もう少しビジネスの事例で見てみましょう。
先日お会いした方は、数人の会社を経営されている方。
「経営者」「コンテンツ開発者」「講演家」など、様々な顔を持っている方でした。
既に相当の実績を上げている方でしたが、本人にしてみれば、
「どうも突き抜けない」という状況だったようです。
自分との対話を繰り返し、結果的に「コンテンツ開発者」としての自分を突き進むことを決断されました。
立場上、「経営者」の顔を持っているのですが、それは最小限に留めて、
経営者の仕事と定義されているマーケティングなどを人に任せてしまったのです。
「自分はコンテンツ開発者だから、集客も売上も、極論知らない」と言い切っていました。
経営者としては、恐ろしい決断です。。
ここから、彼のリリースするコンテンツが爆発的な勢いでリリースされていくのです。
自分のど真ん中にフォーカスし、他のアイデンティティを捨てたことによって、
エネルギーが爆発したのでした。
自分が何者か?を選んでいく
私たちはうっかりすると、新たな顔がどんどん増えていきます。
私の例を挙げれば、事業主、コンサルタント、支援者、応援者、夫、息子、父親、ブロガー、セミナー講師、ランナー、トライアスリート、マーケッター、プロジェクトマネージャ、(元)ITエンジニアなど、
適当に書いているだけでも次々と出てきます。
30歳頃を超え、社会人経験をある程度積み、家庭を持つようになると、
自然と多くの顔が増えていくのが実情でしょう。
だからこそ、私たちは自分が何者か?を積極的に選択していく必要があるのです。
最も自分らしく、最も楽しく、最もパフォーマンスを発揮して生きるには?
まだ私も自分が何者なのか?を必死に探求しています。
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【編集後記】
昨日は日帰り出張で愛知へ。
行きは名古屋経由、帰りは豊橋経由の新幹線。
たまには出張もいいもんです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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