恥ずかしながら、新 将命(あたらし まさみ)さんの本をはじめて読みました。
ブックライターの上坂さんが関わられていることもあり、興味を持ったのです。
読んでみて、速攻で「殿堂入り」(私が勝手に決めている)の本となりました。
人生の原理原則を示してくれる本
タイトルに「40代から始める」とありますが、個人的には、20代でも30代でも読んで欲しい本です。
1つでも「刺さる」ところがあれば、そこから学べるからです。
私は新さんの他の著書を読んだことがないので分からないのですが、
本書によれば、他の著書はビジネス寄りの内容とのことです。
そんななか、この本に出会えたことはラッキーでした。
ビジネスを伸ばすことは確かに大事ですが、私の今一番の興味は、
人生全体としてのありたい姿を描くことだったり、その目標に向かって進むことだからです。
(もちろん、そのなかの重要な要素に仕事はあるのですが)
経営だけでなく、人生にも原理原則がある、という言葉は重く、
成功(成功の定義は人それぞれ)している人たちが意識し、実践している内容が分かりやすく書かれています。
私が平成進化論の鮒谷さんから学んだことが実に多く書かれていて、
鮒谷さんは新さんから学んだことがあるのでは?と感じるほどでした。(真相は知りません)
※2015年11月16日追記:鮒谷さんご本人からメッセージをいただき、新さんとお会いしたことはないそうです。
成果を上げられている方々が同じような結論に達するというのは、そこが真実だからなのでしょう。
そういう意味で、私にとっては以前から学んだものの、
未だに実践できていないことを指摘されるという、最高の復習の機会となりました。
人生全体から見た仕事とは
上述の通り、人生の原理原則を説く本なのですが、
そこはグローバルビジネスの世界で戦ってきた著者だけあって、
仕事について書かれていることは多いです。
著者が警鐘を鳴らすのは、定年退職してから生き甲斐も収入も失ってしまう人々。
40歳から準備を始めなければ、手遅れになりますよ、と。
私自身、定年に関係なく、手に職をつけるためにフリーランスになりました。
会社のカンバンに頼って仕事をするのではなく、私という個人で稼げるようになる。
本書の言葉を借りれば、アマではなく、プロになることを目指したのです。
また、「最大の年金は仕事」という言葉は、
私が独立した理由の1つを見事に言語化してくれたと感じたのでした。
健康などに留意しつつ、年齢に関係なく働き続け、稼ぎ続けることができれば、
それが生き甲斐になり、年金にもなると思っているのです。
- 将来に不安を抱いている人
- 目標を見失っている人
- 何から始めれば良いのか分からない人
- 未来をより良くしたい人
こんな方々に、本書をオススメしたいと思います。
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【編集後記】
これから、ITのある分野における著名な方とミーティング&会食です。
どんな話になるのか楽しみです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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