書籍(紹介)

【管理職】私の育児方針と人材育成の関係

子どもは小学生になっていますが、それでも変えていない育児方針があります。
今日はそんな育児方針と人材育成について考えてみます。

 

自己肯定感という全ての土台

突然ですが、あなたは自分が好きですか?
私は一応、好きです。

ダメダメなところがあり過ぎて、自分で嫌になることもありますが、
それでも自分の人生を自分なりに真剣に、楽しんで生きているつもりです。
だから、自分のことは好きでいられています。

世の中には自分を好きになれる人と、そうでない人がいます。
自分はここに居るべき人間であり、まわりの人も自分の存在を必要としてくれている、という感覚を、
持てる人と持てない人がいるのです。

そして、人生においても仕事においても、自ら成長していく人というのは、
この「自己肯定感」を持っている人ではないでしょうか。

この本によれば、子どもが自分を好きになれるかどうかは、
親からの愛情を受けたかどうかで決まるとのことです。

私は随分前にこの本を読んで以来、この愛情を大切にしようと思ってきました。
(必ずしも、できていなかったことの方が多いのですが。。)

彼が存在していること自体を喜び、伝えることです。
別に頑張ったからとか、賞をとったからとか、そういうことではありません。
(もちろん、頑張ったこと自体は褒めますが)

彼が良いことをしようとも、逆に悪いことをしようとも、
単純に彼がここに居てくれること自体を喜んでいるのです。
それが親が無条件に与えられる愛情だと思っています。

 

人材育成にも自己肯定感を

日々、企業を支援するなかで、人材を育成する場面に出会うことは良くあります。
経営者は、組織の力を伸ばすために、何とか人材に育って欲しいと願っています。

しかし、人材育成するときに、スキルを伝えさえすれば良いと考えているのではないか?と感じることがあります。

最近考えているのは、そういう表面的なことだけでなく、
むしろ育児と同じで、人材育成のスタートも自己肯定感なのでは?と。

このチームに入ってきてくれてありがとう。
あなたが居てくれるから、この仕事をチームでまわせるようになる。

というように。

私は会社員だった頃、上司に恵まれました。
どの上司も、私が居ることに対して、「ありがとう」「助かった」と気持ちを伝えてくれたのです。
その気持ちが当時の私をやる気にさせたことは、言うまでもありません。

自己肯定感から始める人材育成、あなたも考えてみてはいかがでしょうか。

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【編集後記】
今週だけで信じられないほどの仕事の依頼をいただきました。
カラダは1つしかないので、全部に対応できないのが残念ですが、
できる限り、1つ1つ丁寧に対応していきたいと思います。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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