独立を考えるときや、副業・週末起業を始めようと思っているときなど、
何を売り物にしようかと悩むケースは多くあります。
実際、聞くところによると副業が立ち上がらないケースの半分以上は、
「商売のネタが見つからない」という理由だそうです。
「独立=コンサルティング」だけでは厳しい
このブログをお読みの方は、中小企業診断士か、その受験生が多いでしょう。
すると、「独立すること=経営コンサルタントになる」だと考えられているかもしれませんが、
決してそれだけではありません。
最初から自分の仕事を狭く定義してしまうと、仕事を得るのが厳しくなります。
それに以下の2つの問題に対応できなくなってしまいます。
1つ目。コンサルティングは、労働集約型の仕事です。
自分のカラダが空いているときだけ提供できるサービスだからです。
スケジュールにコンサルティングをギッシリ詰めた限界点が、収入の上限となります。
2つ目は、1点目と関連しますが、時間を上手く使えなくなってしまうことです。
コンサルティングをギッシリ詰めてしまうと、スケジュールに遊びがなくなってしまいます。
インプットの時間が足りなくなってしまうかもしれませんし、
せっかく独立したのに時間の自由がないまま、会社員より時間に縛られてしまうかもしれません。
独立や副業の立ち上げにコンサルティングが合わないワケ
このようにコンサルティングだけを仕事にするのは、生活していく上で厳しいです。
もう1点、ビジネス上の流れにも問題があります。
最初からコンサルティングを受注するのが困難なことです。
一般的にコンサルティングは、高額なサービスです。
初めてあなたのサービスを知った人たちにとって、いきなり購入するにはハードルの高いサービスです。
そのような方々にとっては、あなたの人柄やスキルを無料あるいは手軽に体験できる商品が欲しいのではないでしょうか。
具体的には、大勢に向けて話をするセミナーであったり、(著書がある場合には)書籍であったりするでしょう。
あるいはブログやメルマガかもしれません。
最終的に利益を得る商品はコンサルティングかもしれませんが、
その前に顧客とあなたの関係を構築するための商品が必要になるのです。
このように顧客に対して安心を与え、あなたとの関係を構築するための商品をフロントエンドと呼びます。
また、ここでいうコンサルティングのように稼ぐ商品をバックエンドと言います。
ビジネスを設計する上では、このフロントエンドとバックエンドを適切に設定すること。
そしてフロントの商品を購入して下さる顧客を、まずは一定数増やすことが大事になります。
顧客の声に耳を傾ける
ここまでは理屈の話ですが、実際にビジネスを立ち上げるとき、
最も忘れてならないのは顧客に聴くということです。
自分が考えている商品が誰の役に立つのか?
潜在顧客にとって、あなたが考えている商品は、どのような価値をもたらすのか?
全ては顧客の声から始まることを忘れないようにしたいものです。
私自身、今行っている仕事は、独立するずっと前には想像できない内容になっています。
顧客の声を聴き、自分のサービスに取り入れることによって、そのようになったのです。
次回は、商品ネタを考えるときの、もう少し具体的なやり方に触れていきます。
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【編集後記】
昨日は息子のサッカー試合の応援に行きました。
夏前に始めたばかりのサッカーでしたが、公式戦の初ゴール&2点目を決めました。
自分のこと以上に熱くなりますね(^_^;
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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