おはようございます。渋屋です。
診断士の試験範囲は多岐にわたっています。
勉強には計画と実績の管理が欠かせません。
今日は過去2回の診断士試験勉強法の続きです。
これらの記事では一般論を書きましたが、今回は私が具体的に何をしていたか、を書きます。
私の診断士試験、計画・実績管理法
私の場合はまず、大まかな計画を立てました。
予備校で行われる模試などのイベントを目安に、何をいつまでに終えるのかを具体化します。
こうして、月単位での勉強計画を立てたら、次は週・日単位の計画を立てます。
月単位の計画も、週・日単位の計画も、Excelの表を使い、教科ごとに書きました。
この図は日付毎の勉強計画とその実績を入力していたExcelです。
ポイントは、現実的な計画を立てることです。
計画を立てるときは、得てして理想的に勉強時間を確保できることを想定してしまいますが、そんなことは稀です。
急に仕事が入ったり、どうしてもやる気が出なかったり、寝坊したり。
そういうことの方が多いくらいです(特に仕事)。
私の場合は、理想的に勉強時間を確保できた場合の7割程度を目安に計画を立てました。
それでも計画の8割程度しか、勉強できなかったと思います。
つまり理想的な状態と比べると、半分程度の勉強時間だった、ということです。
財務・会計(事例IV)の時間をかなり大きく
私の場合は、財務・会計がかなり苦手でした。
公認会計士や税理士、あるいは銀行勤めの方などを除いては、
財務・会計は素人であることが多いでしょう。
私のようにど素人の場合には、勉強時間の半分近くを財務・会計に割り当てても良いでしょう。
実際、私は合格までの2年間で、1,000時間超の勉強をしましたが、
その半分近くを、財務・会計と事例IVに費やしています。
早朝の会社に行く前の時間と、昼休みを基礎計算問題に費やしていたからです。
財務・会計や事例IVでつまずくとき、それは基礎計算のやり方に手間取り、
頭の中で問題が複雑化するケースが多かったのです。
基礎計算を自動的にできるくらい仕上げた後は、得点が安定するようになりました。
以前も書きましたが、財務・会計と事例IVは実力と得点が比例しやすいのです。
(逆に言うと、特に2次の事例I~IIIは、実力があっても事故がおきやすい)
この得点が安定してくると、グッと合格が近付きます。
実際、財務・会計や事例IVを得意とする公認会計士・税理士などの方々は、
他の受験生と比較すると、合格までの期間が短いと感じます。
なお、私が早朝と昼休みに計算問題をやっていたのは、机や電卓が必要だからです。
他の科目は電車の中で練習問題を行えるものも多いので、それらは電車でやりました。
2次筆記の事例I~IIIについては、問題解釈や与件文の読み込みなどは電車で、
実際に問題を解くのは、机のあるところでやりました。
参考にして頂けたらと思います。
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【編集後記】
今日は勝田マラソンに参加してきました。
前半は攻めましたが、(予想通り)練習不足のため後半に失速。。
苦しい戦いとなりましたが、自己ベストを1分3秒だけ更新しました。
薄氷の勝利(!?)ですが、狙っていたタイムより、1分48秒遅れとなってしまいました。
練習は正直です。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!