おはようございます。渋屋です。
昨日に引き続き、ダイレクトレスポンスマーケティングのセミナーについてです。
前回(中長期に成功している人は、何を大切にしているのか?)
前々回(中小企業診断士を取得し、独立・起業する前に知っておくべきこと)
これらの続きとしてお読み下さい。
マーケティングは泥臭い
突然ですが、マーケティングと聞くと、どんなイメージがありますか?
デキる人の花形な職種である印象を持つ人が多いのではないでしょうか?
実は私も、そのようなイメージを持っていました。
しかし中村さんは、マーケティングは泥臭い、と言い切ります。
何しろ、失敗を前提にした活動なのですから。
何かを行い、失敗したら仮説を立て、改善し、検証、の繰り返し。
それらを何回かやりきっても上手くいかない場合には、損を切って終わらせる判断も必要です。
また、マーケティングにはリサーチが多く伴います。
顧客を知るために調べたり、会いにいったり。市場情報を漁りにいったり。
花形に見える活動の裏では、大変な泥臭い活動が行われているのです。
しかし、この泥臭い活動こそが新規顧客開拓につながるのですから、
泥臭いことを、失敗を前提でやり切れること。これが起業家の条件なのかもしれませんね。
魔法の薬、症候群からの脱却
話が変わりますが、マーケティングの世界では人気のツール(メディア)が頻繁に変わっていきます。
少し前まではFacebookの集客、今はYoutubeでの動画。
これからはLINEという声も聞こえます。
いつの時代も、必ずこれらのツールの周りにはコンサルタントらしき人がうじゃうじゃし、
「今更できないと戦えませんよ!」と煽ります。
しかしながら、中村さんは魔法の薬に頼るな、と警鐘を鳴らします。
そもそも何にでも一発で効く、魔法の薬などない、と。
言われてみれば当然です。
- 本当は頭が痛いのに、発熱用の風邪薬を飲む。
- 本当はおなかを壊しているにに、鼻水止めの風邪薬を飲む。
理由も分からず、流行のツールに振りまわされるのは、そういう状態なのです。
世の中、万能なツールはないのです。
ですから、自社の状態を把握して、その問題を解決するために最適なツールを選ぶべきなのです。
- Youtubeが流行っているから
- 先輩、先生にやれと言われたから
DRMを使いこなせるようになると、そんな理由ではなく、自社の問題に最適なツールを選べるようになります。
マーケティングは一発で何かを解決する魔法ではなく、
そこで使うツール(メディア)も一発で何かを解決するものではありません。
(たまに一発当ててしまう人がいるので、本質を見失いそうになるのですが)
では、どうやって自社の問題を見える化するか?なのですが、明日に続けます。
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【編集後記】
今日は朝から2冊目の共著を執筆。
遅れているので頑張らねば。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!