中小企業診断士

中小企業診断士を取得し、独立・起業する前に知っておくべきこと

こんばんは、渋屋です。
昨日・今日の2日間、中村 仁さんのダイレクトレスポンスマーケティングセミナーに参加してきました。
今日から何回かに分けて記事を書いていきますが、今日は特に中小企業診断士を取得し、
独立・起業することを視野に入れている方に向けて書きます。

 

士業共通の弱点を知っておく

これから中小企業診断士の試験を受験し、目指す方には、水を差すようなコメントですが、、
診断士に限らず、士業には共通の弱点があることを知っておくべきです。
言われてしまえば当たり前の話なのですが、

資格を取得したからと言って、自分で集客できるようになるわけではない

のです。

弁護士は法律の専門家であって、マーケティングやセールスの専門家ではありません。
公認会計士は会計の専門家であって、マーケティングやセールスの専門家ではありません。
診断士も、同様です。(試験にマーケティングは含まれるので、多少の知識は身につきますが)

ところが、受験前・資格取得前には、この当たり前の事実に気がつきません。
何らかの専門家になれば、仕事は後から付いてくるだろう、と(言い方は悪いですが)ナメています。

これは自社商品を良くすることに傾倒するあまり、
「商品が良ければ売れるんじゃないの?」「旨ければお客は来るんじゃないの?」
というような、マーケティングやセールスの存在を忘れた経営者と同様です。

 

自分で集客できるチカラを身につける

結果的に、士業になった後、集客できずに苦しんでいる方が、
世の中には溢れかえっているのです。
これでは、何のために苦しい勉強をしてきたのか分かりません。

また、言うまでもなく中小企業診断士は経営コンサルタントの資格です。
顧客企業を繁盛させるための良き相談役になることが求められます。
そのときに、自分自身のビジネスにすら集客できないコンサルに仕事を求めるでしょうか?

起業後、自分のビジネスで苦しまないためにも、
クライアントに適切なアドバイスをして、繁盛させるためにも、
自分で集客できるチカラを手に入れる必要があります。

1つだけ補足をしますと、診断士になった後、先輩診断士が集まる場に行きさえすれば、
仕事を頂くことができるのでは?そんな疑問を持った方。
私は、その甘えた考えを止めた方が良いと思っています。

他人を当てにしている時点で、経営コンサルとしての資質を疑われても仕方ないですし、
人から紹介頂く仕事は、価格も内容も選べません。
せっかく独立・起業するなら、自分で仕事を選びたいと思いませんか?

そんなことを感じていたから、今回のセミナーに参加したのです。

 

ダイレクトレスポンスマーケティングの超・超概要

DRMはマス・マーケティングと異なり、直接、顧客(候補)に働きかけ、
その反応を見つつ、施策を変えていくマーケティング手法です。

テレビCMのようなイメージ広告では、投資に対する効果(収益)がいくらだったのか?
測定することはできません。誰がテレビCMを見て、買いに来たか?測定できないからです。
それにテレビCMなど、小規模事業者は出せるわけもありません。

その一方、DRMの特長を挙げると、以下のようになります。

  • 費用対効果が分かる
  • 効果測定ができる
  • 少額で始められる

少額で始めつつ、効果測定しながら、打ち手を変えていくことが可能になります。

明日に続けます。

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【編集後記】

充実の週末でした。唯一の心配は風邪が全く治らないことですが。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!

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