おはようございます。渋屋です。
最近は、
・顧客の流出率を把握しよう
・既存顧客にアプローチしよう
・そのためには顧客の購買データを活用しよう
ということを書いてきました。今日もその続きです。
顧客の購買履歴が把握出来ると、
「次に買うタイミング」が分かるようになってきます。
・美容院であれば1ヶ月とかの間隔で定期的にくるでしょう。
・情報システムであれば、1度導入したら、
次のシステムへのリプレースは3年後、5年後などでしょう。
このように、顧客毎に「次に買うタイミング」が分かれば、
そのタイミングに合わせて、プロモーションをかけることが
出来るようになります。
・そろそろ髪のお手入れはいかがですか?
とダイレクトメール(DM)を送ったり、
・次のシステムリプレースに向けて
要件定義を開始しませんか?
とお客様のキーマンに連絡を入れたり、
というようなことです。
繰り返しになりますが、「次に買うタイミング」に合わせて
プロモーションを適切に行うことによって、
お客様が競合他社へ流出することを
食い止めることができます。
一昨日に書いたように、
新規顧客をゼロから集めるよりも、
既存顧客を確保し続ける方が、コストは低くすみます。
また既存顧客のなかから、強烈なファンが生まれてくれれば、
安定収入しいては経営の安定化につながります。
このように、顧客が次に買うタイミングに合わせて、
「お見逃しのないよう」・・・と適切なプロモーションを行うためにも、
購買履歴は活用できるのです。
バタバタと新規顧客を狙うだけでなく、
既存顧客としっかり関係構築することを忘れたくないですね。
■終わりに
昨晩は、新たに始めた中小企業診断士受験生の
支援活動の仕込みをしました。
私が支援するのは、主に1次試験の
企業経営理論(マーケティング)と経営情報システム。
平成24年度の問題など、私が受験していない問題を
確認するために過去問題集を買ってきました。
自分が解説をするつもりで、つまり講師になる気持ちで
テキストや過去問題を読むと、吸収力が異なるのに気付きます。
・・・と同時に、受験から時間が経ち、
多くの知識を失っていることにも気付きました。
せっかく(私には)厳しい試験を通じて得た知識なので、
定期的にメンテナンスしたいです。
今日も素晴らしい1日になりそうです。感謝!!
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