湘南国際マラソン(2025年12月)と静岡マラソン(2026年3月)。
どちらも同じフルマラソンでの PB更新ですが、レース展開は異なりました。
まずは分析をする前に、事実だけを整理してみます。
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タイム
まずは結果の比較です。
- 湘南:3:24:26(4’49/km)
- 静岡:3:15:15(4’36/km)
約9分の差があります。
(湘南国際マラソンのフィニッシュゲート)
ペースの変化(最も大きな違い)
今回、一番大きな違いはここです。
- 湘南:終盤にかけてキロ数秒ペースダウン
- 静岡:終盤にかけてキロ10数秒ペースアップ
Intervals.icu で湘南と静岡を比較して、グラフに出力してみました。
(赤線が湘南、青線が静岡です)
余談ですが、Intervals.icu はアクティビティの分析をする上で、最強ツールだと思います。
話を戻しますと・・
湘南では「耐える展開」、静岡では「後半に上げる展開」になりました。
湘南は、終盤ペースダウンを最小限に食い止めるため、ピッチを上げて耐えて耐えて・・(苦しかった)
この違いが結果の差に直結しているのは、当然です。
なお、レースで目標にしていたペースは、
- 湘南:4’45-50/km
- 静岡:4’35-40/km
なので、ベースの土台自体が上がっています。
この点については、前回の記事で考えられる理由をご紹介しました。
次回以降の記事で、なぜ終盤に挙げられるだけの余力を残せたのか?を考えてみます。
心拍
心拍も比較しておきます。
- 湘南:序盤からやや高めで推移し、後半さらに上昇
- 静岡:前半は余裕を持って推移し、後半に向けて上昇
(同じく赤線が湘南、青線が静岡です)
グラフが小さいので分かりにくいですが・・
平均心拍自体は大きく変わらないものの、推移の仕方には違いが見られます。
ピッチ・ストライド
ピッチは、どちらも、約186前後で大きな差はなし。
ストライドは、
- 湘南:1.11m
- 静岡:1.16m
わずかな差ですが、積み重なると無視できない違いになります。
実際、それで 9分ほど速くなっているので。
(同じく赤線が湘南、青線が静岡です)
グラフだと分かりにくいのですが、実データで見ると、
- 湘南は、少しずつストライドが狭くなり、ペースダウンを防ぐためにピッチを上げて我慢
- 静岡は、前半から終盤まで、ほぼ一定で、終盤に双方を上げてペースアップ
という違いがありました。
まとめ
こうして並べてみると、最も大きな違いはやはり「後半に落ちたか、上げたか」という点にあります。
マラソンには「30kmの壁」という言葉があるように、後半・終盤に垂れることが多いです。
なぜ、静岡マラソンでは最後まで垂れず、逆にネガティブスプリット(ペースアップ)できたのか?
実は、私自身、まだ明確な答えを持っていません。
ただ、いくつかの仮説を持っています。
次回以降に「ロング走」「走行距離」「トレーニング構造」の観点から整理してみます。
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