レースレポート

宮古島トライアスロン(バイク編:前半)

スイムは想定タイムより速く上がれました。
距離・時間的にも、暑さと戦う意味でも、本当の勝負はここからです。

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バイクコース

バイクコースは 123km。
マップ左下の東急リゾートを出発し、1周目は時計回りに宮古島を一周。
(途中で池間大橋を渡って、池間島も1周します)
2周目は池間島には向かわずにショートカット。
途中で内陸部に入って、バイクゴールとなる宮古島市陸上競技場に戻ってきます。

(公式サイトから転載)

自分をコントロールできずに撃沈

結論から言えば、完全にやらかしました。
3月の宮古島合宿で、コースは概ね頭に入っていました。
ただ、やはりレース本番は雰囲気が違い、それに飲まれてしまいました。

元々の作戦は、心拍数140台まで。150台には入れないように。
最初の20kmは動きづくり。
東平安名崎までは、ゆるい登り下りなので、踏み過ぎない。
その後、ドイツ文化村くらいまでが、急な登りが出てくるため、ここまで脚を残す。

ただ、開始早々にやらかします。

スイムアップして、バイクに乗り始めた頃から、ガンガン心拍が上がっていきます。
そんなに踏んでないはずだし、実際、パワーも出ていません。

「病み上がりだし、トレーニング不足だから慎重にいかねば」

いつも以上に踏まないことを意識。
なのに、前の選手を抜いて、また抜いているうちに、少しずつ踏んでしまいました。。

5km程度進んだところで、スイムを同時に上がったチームメイトをパス。
(彼女は砂浜を走り、私は歩いていたこともあり、差がついたのでしょう)

コース上に自動車??

10kmほど進むと、コースに自動車が・・
コース制限しているのに無理やり入ってきたのか?
理由は分かりませんが、レース中のコースに自動車が混ざっています。
前に遅い選手が詰まっていて、自動車は前を抜けません。
その後ろに何人ものバイクが詰まってしまっていました。

このペースに巻き込まれると、面倒なことになりそうなので、周りに合図をしながら、自動車の左側から抜きました。
が、ここで一瞬とは言え、かなりのパワーを出してしまいました。

今度は救急車

落ち着いたと思ったら、今度は十字路で選手たちを止める案内が。
落車などのトラブルかと思いきや、救急車でした。
救急車が通過するまで待ってから、再スタート。

池間島で土砂降り

池間島に向かうとき、既に1周 5kmを終えて戻っていくチームメイト数名とすれ違いました。
時速30kmだとして、ここで既に10分以上の差がついているのか・・と。

1周して戻ってくる頃に、突然の土砂降り。
火照った身体を冷やすには良いですが、体感的には、湿度が上がっただけ。
しかも、路面はスリッピーになっていますから、細心の注意を。

(3月の合宿時に撮影しました。池間大橋のすぐ近く)

サイコンから変な音?

池間島を過ぎると、しばらくは登り基調になります。

ちなみに、今回もメカニックのお世話になりました。
バイクを組み立てたら変速がうまくいかず・・
原因はリアディレイラーハンガーのネジが緩んでいたそうな。
3月の合宿時もトラブって、ショップのお世話になっていたんですよね。

そんなわけで、メカトラブルが無いと良いな~と祈る気持ちで走っていました。
この辺りでサイコンから時折、ピコっ!と変な音がします。
今まで聞いたことのない音でした。

どうやら、変速が電動&シンクロモードになったことが原因でした。
フロントギアが変わる(上がる or 下がる)1枚前のギアになると、サイコンが教えてくれているようでした。
スタートからここまでは、ほぼアウターだけで走れていたので、気づかなかったんですね。
合宿のときには、音は鳴ってなかった気がするのですが、何でだろう・・?

早々に脚が終わる・・

ここまで、明らかに踏みすぎて来てしまいました。
「このままじゃ潰れる」と分かっていたのに、踏む脚をどうしても制御できなかったのです。

ずっと心拍は150台。
ちなみに去年のアイアンマンジャパン・みなみ北海道(180.2km)は、平坦・下りで130台。登りでも140台でした。

IMみなみ北海道レポート(バイク編)アイアンマンジャパンみなみ北海道のレースレポート。 スイムを概ね予定通りのタイムで終わり、いよいよバイク。 https://bi...

今回はトレーニング不足もあるので、123kmではありますが、アイアンマンと同じくらいの強度で行く計画でした。

なのに、ずっと150台。体調の影響でしょう。
しかも鼻づまりのため、口呼吸なこともあり、かなり苦しい。
口呼吸すると、体温が上がっているのか?湿度が高いためか?ゴーグルが曇ってしまいます。。

感覚的にも数字的にも、明らかにオーバーペース。
と思っていたら、50km地点くらいで、脚が終わっていくのが分かりました。。
「あれ?登るのは、これからなんだけど」
かつてないほど練習不足ですから、早々に脚が終わるのも当然です。

早くも危険信号が点灯するのでした。

お読み頂きありがとうございました。
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