レースレポート

佐渡国際トライアスロン体験記(バイク:小木~バイクゴール)

佐渡国際トライアスロン体験記。
バイクで160kmを過ぎ、いよいよ終盤・勝負所です。

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いきなり攣りそうに・・

小木のエイドを出ると、いきなりの急登。
序盤は応援も多く、テンション上げ気味に入りました(でも、絶対に踏まない・・笑)

ここはStravaのデータによると、距離 2.28km、獲得標高 122m、平均勾配 5.4%です。

ヒルクライムというほどではないですが、まぁまぁ長い。
ここまで 160km走ってきてますので、いつ身体が悲鳴を上げても不思議ではありません。
もう少し、ロングライドをやっておけばなぁ~と後悔しても、あとの祭り。

筋力で踏まないように、こういうところでキッチリと肩甲骨・股関節の連動を。
やはり登りに入ると、周りの選手を抜けます。
1人、2人、3人と抜いて気分よくなっていた矢先、右内腿が攣りそうに!

バイクに乗っていると、いつも一番最初に攣るところです。
コロナ後の復帰戦となった 2021年9月の千葉シティトライアスロン。
バイク→ランへのトランジションで、盛大に攣りました。

千葉シティトライアスロン体験記昨日、千葉シティトライアスロンを完走してきました。 3年振りのレース、始まるまでドキドキしました。 <スポンサードリンク> ...

攣るというより、軽い肉離れだったのでしょうか。
数ヶ月、鍼治療をして、やっと違和感が消えました。。

まだ登りは続きますし、残りも 30kmあります。
登りが緩くなったところでバイクから降りて、素早くストレッチ。
勢いよく伸ばすと逆効果なので、軽く揉んだりして落ち着かせます。
この対処が良かったようで、このレース中、攣りそうになることはなくなりました。

2つの登り坂

レースも終盤に入ってから、2つの登りが続くのは、なかなか大変です。
ストレッチ・セルフマッサージを終えた後も、淡々と進みました。
体重が軽いためか、やはり登りは抜けます。

前半から筋力を使わずに、一定ペースで来たことも、功を奏しているでしょう。
平均パワー 193w、平均心拍 145、10分強でした。
データだけを見れば、まだまだ回せているようです。
少し心拍が上がっているのは、やはりレース後半だからでしょう。

高低差によると、頂上まで達した後にもう1度登りますが、気にするほどではありません。
気合いを入れ直して待っていたのですが、どこか分からないうちに下ってました(笑)

羽茂エイドに続いて、もう1度登り坂がやってきます。

同じくStravaデータだと、距離 2.09km、獲得標高 82m、平均勾配 3.9%です。
ここは、あまり覚えていることがなく・・おそらく淡々と進んだのでしょう。

平均パワー 162w、平均心拍 139、10分弱。
パワーが落ちているのか?それとも勾配 3%くらいまでなら、平地と同じパワーで登れるようになったのか?
私の場合、このレース中、平地はだいたい 150~170w(3倍前後)で、登りに入ると、180~210w(3.数倍)くらいでした。

ここも問題なく登り切って、「あとは下り&平坦だけだ!」と安堵したのですが・・

ラスボスは向かい風の平坦だった

下り終わって、最後の平坦区間に入ります。
「あと 10km!」

過去4回の五島ロングでは、最後の10kmはボロボロでした。
DHポジションなど全く取れず、フラフラしながら進むだけ。
確かに今も疲れているけど、レース強度は保てている。
DHポジションと下ハンを交互しながら、エアロな姿勢も保てている。

「この5年は無駄じゃなかった」

まだレースは終わってませんが、少なくとも 5年間での成長を感じられ、嬉しくなりました。

・・が、何かがおかしい。平地なのに 30km/hも出せない。
今日は北東の風で、後半は追い風のはず。。
いや、どう見ても激しい向かい風。。
あとから地図を見たら、確かに北東に向かって進んでます。

漕いでも漕いでも進まない。。強烈な向かい風。
ストレッチを兼ねてダンシングしたいところで、風が吹いて出来ない。

下り終わり直後に抜いていった人が、向かい風にやられてペースダウンしています。
その人をパスしつつ、最後の最後を粘ります。

が、長すぎる。
ここでの 10km向かい風は長い。。

このレース中に気づいていたのですが、どうやら私は一定パワーを長時間出し続けるのが苦手なようです。
斜度の変化があって、パワーを上げたり下げたりする方が、まだ耐えられるような。

平地が弱点なのは、そんなところにもあるのかもしれません。
来シーズンに向けて、そこも強化しなければ。

心折れつつもバイクゴール

残り 5kmくらいで、向かい風に心を折られました。
何より首・腰の痛みが限界です。
DHポジションを維持できないのだから、向かい風に弱いのは当然。
相変わらずDH&下ハンを繰り返すものの、身体が起き上がってきているのを感じる。

もう立て直しが利くレベルじゃないので、パワーが少し落ちるのは仕方なし。
それよりも、トランジションが近づいているので、エネルギージェルの残りを(気持ち悪くならない程度に)できる限り摂取。
そして、被り水も空っぽになるほど、しっかり被る。

(写真は小木に登るよりも前)

最後の平坦は 平均 25.7km/h(遅・・)、平均 157wでした。
小木以降の登りより、何倍もツラかった。。
川沿い、そして海沿いを走ると、レース会場が近づいてきます。

遅くとも 15:30にはバイクフィニッシュしたかったので、それは達成。
(だいたい15:05分くらいだったかと)
過去の自分と比べると成長を感じるものの、まだまだロングで戦えるレベルじゃないことを痛感しました。

バイク全体のガーミンデータと結果

  • バイク結果:7時間35分18秒(470位/完走663人)
  • 移動時間:6時間47分38秒なので、T2を引いても 40~45分はエイドで休憩してます(汗)
  • NP:161w(前半165wから少しずつ落ちました。特に最後の平坦で)
  • 平均心拍:132bpm(予定通り)
  • 平均ケイデンス:86rpm(もう少し回していたつもりでしたが)

ちなみにガーミンのスタミナデータによると、バイクできれいに使い切りました(笑)

スタートからゴールまで、上手くペース(心拍)マネジメントができたのでしょう。

トランジションでトップチューブのバックから、残ったライスピュレを2つポケットに入れました。
15、25kmくらいで1つずつ食べる&あとはエイドで良いかな~と。

シューズを履き替えてスタートしようとすると・・ラン用のサングラスがない。。
必ず何か忘れものしますよね、私は。。
使えるか分からないけど、バイク用のサングラスをかけたまま、進むことにしました。

さぁ、残り42.2kmラン。
ここからが本当の勝負だ!

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