佐渡国際トライアスロン体験記。
バイクをスタートして、Z坂まで来ました。
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Z坂より大野亀の方がキツい
Z坂も筋力では踏まないように注意しつつ進みました。
そしてすぐに大野亀の登りに入ります。
Stravaのデータによると、ここは 2.34kmで95m登り、平均勾配4.0%。
データだけ見ると Z坂(距離 1.98km・獲得132m・平均勾配 6.6%)の方がキツそうに見えますが、大野亀の方がキツく感じました。
Z坂を登ったばかりですし、勾配の差が大きかったからかもしれません。
(最初の登りが Z坂で、色の濃くなっているところが大野亀)
キツくなったときほど頑張らない。
パワーを出し過ぎないように注意して、自分の動きをチェック。
大野亀では、平均パワー 189w。3.4倍くらいです。
ここも10分近くかかっているので、やはり最初の難所は Z坂・大野亀と言えるでしょう。
(大野亀は大自然を感じられる良いところでした)
前にも書きましたが、大野亀から下った先の約80kmくらいまでの景色が、個人的には一番好きでした。
後半も良いところがありましたが、だんだん疲れてきて、記憶も曖昧ですので・・
平坦の遅さよ・・
ここから先は、そんなにアップダウンもなく、淡々と進みます。
それにしても平坦区間が遅い。
Z坂辺りで抜いたはずの人に、平坦で抜かれる。
次の登り坂で追い付き、追い越す。の繰り返し。
(あとはエイドで休みすぎという話も・・汗)
ショート・ミドルと同じ現象です。
ただ、過去のロング(2015~2018年の五島)では、ほぼ抜かれた記憶しかないので、登りだけでも抜き返せるようになったのは収穫でした。
- ペダリングを改善する
- エアロな姿勢を維持し続けられるようにする
- 筋力を上げる
などの改善・FTPを上げない限り、平坦の弱さ(トライアスリートとしては致命的)は克服できないでしょう。
この辺りは、年単位での取り組みが必要になるので、短期間ではどうしようもありません。
そして、やはりもう少しだけ体重が欲しい。せめて 60kgまで増やせれば・・
なお、今回のレースでは、下りはほぼ脚を止めました。
下りで攻めるほどの技術はありませんし、私レベルでは体力温存・回復に専念した方が、トータルでは良いタイムにつながるだろうと。
斜度がキツめな下りでは、下ハンドルでのブレーキを多用しました。
レース1ヶ月ほど前のプライベートレッスンで、コツを教えてもらいました。
下ハンの方がエアロですし、ブレーキも効きやすいので。
安全対策をしっかりと
声掛けしようぜ
今回の佐渡で、気になったことがありました。
バイクで抜いていくときに、誰も声掛けをしないのです。
競技説明動画でも、アスリートガイドにも周知していなかった(と思う)からでは。
速い人が突然、右側から出てきて、驚いたことが何度かありました。
「抜きます!」
「右、通ります!」
って、声掛けするだけで、お互いのリスクを減らせると思うのですが。
いくつかのレースでは、かなり強めに声掛けを推奨しているので、この文化がもっとトライアスリートに広がれば良いなぁ~と。
特にバイクが速い人ほど、身に着けて欲しい習慣です。
(バイクコース)
走る位置をコントロールしようぜ
そして、もう1つ気になることが。
反対車線に出ている人がいたことです。
確かに日陰に入った方が涼しいでしょう。
でも、レース中の基本はキープレフト。
抜くときだけ車線の真ん中・右側に寄ることができるはずで、これが基本ルール。
反対車線に出るのは、問題外です。
しかも、このレースは交通規制をしていません。
地元の方々が協力して下さり、交通量はかなり少ないですが、それでも車が来ることはあります。
反対車線に近づくことは、お互いにとって危険です。
タイムを短縮するよりも、安全の方が大事なはず。
このことを記事にしようと思っていた矢先に、ツール・ド・北海道で乗用車と衝突する事故が発生してしまいました。
追い抜くためだろうが何だろうが、対向車線には絶対に出てはならないことを、改めて痛感しました。
亡くなられた学生のご冥福をお祈りいたします。
私はこのレース中、カーブで対向車線から車が来たときには「くるまぁ!!」と声を出して、後続に伝えました。
そして、後ろから車が来たときに気づきやすいよう、Magene L508レーダーテールライトをつけていました(途中まで電源入れるの忘れてましたが・・)
参加者全員で安全な大会を作っていきたいものです。
私レベルがこういうことを言っても、なかなか広がらないのですが・・
でも、地味に言いつづけようかと。
ちなみにこのレースでは、前後ともライトは点けっぱなしで良いでしょう。特に後半。
トンネルは暗く、長いところもある(約2.5km)ので。
対向車線も含めて、完全に交通規制して欲しい・・という声を良く聞きます。
でも、地元の方々の協力なしに、レースは成立しません。
与えられている環境で、選手一人ひとりが安全を確保することが大事なのではないでしょうか。
特にトライアスロンは、ドラフティングなしの単独走ですから、落車リスクも低いですし。
110kmから疲れを感じる・・
話をレースに戻します。
両津を過ぎて、Bタイプといつの間にか合流。
合流ポイントに全く気づかず・・
色の違うゼッケンが現れ始めて、ようやく気づきました。
110km地点くらいで、身体の重さを感じるように。
DHポジションで首を上げるのが負担。
そして、腰とサドルに当る部分が痛い。
DHポジションを維持するのが厳しくなり、下ハンとDHポジションを頻繁に交換。
身体を起こしてしまうとスピードが落ちるので、それはできるだけ登りだけに。
ただ、下ハンを多用すると、腕を突っ張っているのか?今度は腕が疲れてくる・・
ストレッチ代わりのダンシング。
絶対に踏まないようにして、上死点で体重を乗せるだけ。
148km地点の赤泊エイド(だと思う)で、トイレ休憩(大)。
お腹が張り始めていたので、ガス抜き。
160km地点から小木の登り坂が始まるので、その前の休憩です。
ストレッチして、水をじゃぶじゃぶ被って、バイクの勝負所に向かいます。
小木を登る前にもエイドに寄りました。
再度、水をじゃぶじゃぶ被っていたところ、仲間を発見。
軽く談笑して、ストレッチして、登りに向かいます。
ここからは長い登りなのと、残り30kmなので、アームカバーを外しました。
濡れていることの冷却効果よりも、蒸して暑さを感じるマイナスの方が大きいと判断。
ちなみに小木の登りがバイクパートの勝負所だと思っていたのですが、それは判断ミスだったことに、まだ気づいていません。
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