5年ぶりのロング、初の佐渡トライアスロン体験記の続きです。
無事にスイムアップして、バイクの戦術までご紹介しました。
今回はトランジション~バイク(Z坂まで)の振り返り。
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相変わらず、ゆっくりトランジション
私のトランジションは遅いので有名です。
仲間からは「ドライヤーでもかけるのか?」と揶揄されるほど(笑)
今回は濡れた腕にアームカバーをつけるのに苦労しました。
スイム時からつけることも考えたのですが、スイム時の熱中症リスクを少しでも減らしたくてつけませんでした。
ざっと周りを見渡して、残りのバイクは半分くらいか?
結果から見ると、完走663人に対してスイム順位 506位なので、半分なわけありません。
DNFだった人が 300人近くいたことと、Bタイプのバイクが丸々残っているので、そのように感じたのかもしれません。
トランジションも心拍を上げたくないので、超のんびりジョグ or 歩きで移動しました。
のんびりバイクスタート
さて、のんびりとバイクスタート。
190km、どんなに上手くいったとしても、約7時間の長い旅路です。
サイコンの失敗
忘れないようにサイクルコンピューター(Garmin Edge 530)を起動。
レース全体の記録は腕時計(Garmin Forerunner 955)で取っていますが、バイク中にデータを見るのはサイコンで。
レース前に起動は終えていたので、省電力モードから復帰させただけ。
ここで1つ失敗が。
サイコンを練習時と同じモードにしていたので、エイドで止まると、サイコンも一時停止してしまう。
レースとしての純粋な経過時間が分からなくなってしまいました。
ショートやミドルくらいのレースだとエイドを使わないので・・
時折、現在時刻を見て、経過時間をチェック。
そのため、自分でもエイドで止まっている時間が長いことに気づいていました(汗)
絶対に踏まない、スムーズな動きを追求
前回お伝えしたように、今回は絶対に筋力で踏まない方針。
加速したいときでも、肩甲骨→股関節の連動を意識。
特にバイク開始直後は身体がほぐれてないので、絶対に筋力で動かさない。
(バイクスタート直後)
前半20kmくらいは特に注意。
スイム苦手なバイク強者がガンガン抜いていくでしょう。
それに煽られて踏んでしまったら、このレース全体が終わりかねない。
あくまでも自分のペース・パワーで。
景色最高なんで、サイクリング
佐渡は景色が最高です。
個人的には大佐渡側、スタートからZ坂・大野亀も過ぎて、80km地点くらいまでの景色が好きでした。
(最初のエイド 約20km付近、写真はレース翌日に撮影)
レース当日の景色の方が、朝が早いですし、雲も少なかったので、もっと良い景色でした。
こりゃあもう、サイクリングするしかないですよね!(笑)
「レース」というより、「休憩が少ないサイクリング」くらいで良いのでは?と思ったり。
実際、それくらいの強度を意識しました。
私のレベルだと、190kmを走り続けるには、それくらいの強度が丁度いいはず。
実際、4月の富山湾岸サイクリング(180km)は、途中で踏みすぎて終盤に完全に脚が終わりました。
今回は、そうなるわけにはいかない。
その後にラン 42.2kmが待っているので。
これだけゆるく走るように心がけていても、登り坂では絶対に脚に負担がかかる。
Z坂・小木など、いくつかの長めの坂もあるので、平地で踏むわけにはいかない。
ガンガン抜いていく人が居ますが、まだ気にしない。
どうせ私は、(特に平地は)遅いので。
160km超えた小木からの峠で抜き返すくらいの気持ちでいい。
それでもこの時点で NP 166wくらいだったので、気持ちのどこかで「レースモード」が発動していたのでしょう。
なのでレース中は、とにかく自分を抑えることを優先。
そして、下りは脚を止めてリラックス。
トイレがない・・
トランジションで失敗したことが 2つ。
1つ目は、トイレに行きそびれたことです。
トイレから離れた道を通ってしまったので、「後で行けばいいや」と。
しかし、20kmの相川エイドでは、トイレはありませんでした。
その先で、公衆トイレにバイクが何台も止まっているのを発見し、私もピットイン。
もう1つの失敗は、かけ水ボトルを空っぽにしていたこと。
20kmのエイドでもらえるから、軽くしておく作戦でした。
が、言うまでもなく、20kmまでも暑いわけで。。
朝 7:30~8:30くらいとは言え、ちゃんとかけ水を準備しておくべきでした。
重かったら、水を空っぽにすれば良いので。
まずは Z坂を目指す
最初の楽しみは、噂の Z坂。
今回、レース前のコース下見はできなかったので、見るのを楽しみにしていました。
約60km地点ですし、最初の目標としては、ちょうどいい距離。
Z坂まで、多少のアップダウンはありますが、気になるほどではなく。
高千のエイドでおにぎりを食べ、水をじゃぶじゃぶかけてもらって出発。
そして見えてきた Z坂。
(Z坂、写真はレース翌日に撮影)
確かにインパクトはあります。
ただ、事前に聞いていた話だと、そんなに激坂ではないと。
※私の知人・バイク強者は、レース後「激しい登りがないから Z坂に気づかなかった」と言ってました(笑)
ここで脚を削るわけにもいかないので、リズムよく肩甲骨・骨盤を連動させる。
なお、Stravaのデータによると、Z坂は距離 1.98km・獲得132m・平均勾配 6.6%。
周りでは、結構ゼーゼーハーハーして登っている人もいました。
私は無理せず心拍130台、後半で140台に入りましたが・・
周りの人たちと、「絶景ですね~」なんておしゃべりをしながら登りました。
(Z坂の上から。同じくレース翌日に撮影)
この区間、平均パワー 192w。
それを 10分以上出しているので、相応の負荷がかかっています。
やはり今までのペース・パワーマネジメントが重要。
頑張らないように頑張る。
この方針を取りつつ、そろそろ日が高くなる時間帯。
それにもう2時間以上乗っている。
給水・かけ水・補給には、今まで以上に注意しつつ、次の大野亀に向かいます。
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