しろさとTT(100km)、結果だけ昨日ご紹介しました。
今回はその他、レース全体についてです。
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「ポセイ丼」で出場
昨日は久しぶりにトライアスロンチーム「ポセイ丼」のザックとレースに出場。
彼は 2017年の五島?以来、レースでバイクに乗るという。。
さすがにレース前はローラーで乗っていたようですが。
彼を誘った手前もあるので、私が車でお迎え。
小さい車ですが、私のバイクを前後輪外せば、楽に2台載せられました。
(レース前の準備中)
なお、前回は日帰りで行きましたが、今回は水戸に宿泊。
早朝からザックをお迎えしつつ現地に行くのは、かなりハードでしたので。
おかげで余裕を持っていけました。
直前まで天気が心配されましたが、当日は雲一つない晴れ。
前回に比べて明らかに温かいので、長袖インナーと、半袖ウェアだけでのぞみました。
振り返ると、このときにもう少しウォーミングアップしておくべきだったな・・と。
1周10分の壁
さて、今回の目標は 3時間切り。
平均速度 34km/hを超えないといけません。
日頃のライドでは滅多に見ない数字ですが
- コースの路面がとても綺麗でスピードが出やすい
- (前回と比べて)ホイールが良い
- ほんの少しだけ FTPも上がっている(179W → 188W)
なので、何とか達成できないかなぁ~と思いつつスタート。
序盤は身体も温まってないので、160W位を目安に。
(全体の平均で 165Wを目指していました)
18週(101.99km)で 3時間(180分)ですから、目安は 1周 10分。
サイコン(Garmin Edge 530)の自動ラップを止めて、今回はゴール地点を通るたびにラップボタンを押しました。
1周目、9:58。
体力にゆとりがある状態でこれ?かなり厳しいかも。
2周目から、10:01、10:04、10:08、10:05、9:55。
4周目が終わったところで、背中ポケットに入れていたジェルを採りました。
飲み物にもパラチノースを入れていましたが、気持ち的に。
4周ごとに採りました。
う~ん、無理な気がする。
この時点で既に 10~20秒のビハインド。
先週の九十九里トライアスロンで痛めてしまった膝が心配。
あまりトルクをかけられず、ケイデンスに逃げてしまう。
そして、ゴール手前、最後の直線で向かい風がキツイ。
6周目、3分の1が終わった時点では、3時間切りをほぼ諦めていました。
かと言って、手を抜いたら何も得られないので、今のペースを維持したままゴールできるように。
なお、前半のモチベーションを維持した秘訣は、一緒に出たザックでした。
彼が 30km/hで走り続けていれば、およそ10周目でキャッチできるはず。
3時間切りは無理でも、まずはそれを目指して頑張ろう。
これが集団の効果か!
諦めていた矢先、神風が吹きます。
良く練習会に参加させてもらっているラプレムの太田コーチが抜きざまに声をかけてくれました。
太田さんが通り過ぎた後ろには、大集団が。
「これ、ドラフトゾーンに入らなくても、相当効果あるんじゃね?」
集団の後ろに着いてみると、今までとパワーは変わらないのに集団に着いていけます。
このとき太田さんは 37~38km/h くらいで進んでいた様子。
先頭の太田さんからは、ジワジワと離されていきます。
集団も少しずつ縦長になっていく感じ。
徐々に集団はばらけたのですが、それでも約2周、ガッツリと恩恵を受けました。
前に1人2人いるだけで、全然違うことが分かりました。
これはトライアスロンでも使えるテクニックになりそうです。
ドラフトゾーンに入らなくても、ペースが合う人の後ろに着くことには、効果があるんですね。(トラ 6年やって、やっと知ったという・・笑)
※余談ですが、女子で1人、明確にベタ付きでドラフティングしている人がいました。
途中でドロップしたようで単独走になっていたのでパスしましたが・・
(名前もチェックしました。こういう人とはあまりお近づきにならないように。。)
7周目以降のタイムは、9:32 → 9:55 → 9:13 → 9:12 → 9:44 → 9:51。
9:13、9:12のところが、集団のメリットです。
その前にも小集団に引っ張ってもらえてました。
12周目まで終えて、2分ちょっとの貯金。
あと6周ですから、ここで3時間切りの希望が見えてきました。
なお、集団に入った9周目・10周目は、平均ペースが 36.8~36.9km/hでした。
予定通り、10周目でザックをパス。
一声かけて、単調なコースに飽きやすい(笑)彼を鼓舞します。
集団が完全にばらけた13周目以降、なかなか脚の合う人がおらず。
ペース一緒なら追いつかないし、追いつかれないですからね・・
周りにいる数名の人に絡みながら、できる限りペース・パワー・ケイデンスを維持。
13週目以降は、10:09 → 10:16 → 9:56→10:07。
少しずつ貯金を削っているけど、まだいける。狙える。
記録を見ると、後半は少し心拍が落ちてました。
まだまだバイク持久力は足らないようです。
ラストで脚攣りが・・最後は気力で
前回同様、ラストに近づくほど、人が減っていきます。
200km・100kmともに速い人たちが抜けていくからです。
一瞬のドラフト効果が得られなくなるので、余計にタイムは落ちがち。
ただ、まだ2分近い貯金は残っているので、いける!
何とか粘ります。
17周目、登りをダンシングしようとしたところ、左前腿が攣りそうに。。
「もうダンシングはダメだ・・」
残り1周半なので、腰は何とか持つでしょう。
ダンシングは禁止しつつ、ポジションを微妙に調整。
前回と今回で、一番違ったのはこの点かもしれません。
坐骨の位置、DHバーに着く肘の位置、骨盤の角度を微妙に調整して、ペダリングの負担を散らすことができました。
前回は9周終わったところでトイレ休憩を入れましたが、今回寄らずに済んだのは、この微妙な技術が身に着いたからかもしれません。
バイクに乗っているとき、カラダとの対話が少しだけできるようになってきました。
(あとはバイクのポジションが合っているからかと)
私の場合、特に疲れてくると、つい真下に「踏む」イメージで脚を動かしてしまいます。
骨盤が前傾し過ぎて、ハンドル荷重になりがち。
坐骨をサドルに乗せ、やや骨盤を立てて、脚の付け根から持ち上げて、前に放り出して「回す」イメージ。
これが出来ると、体感的な負担は減りつつも、同じパワーを維持できました。
ラスト1周は、もう気合です(笑)
ちょうど太田さんがまた追いついてきました。
200km走っている人たちは、本当に尊敬しかありません。
太田さんを含む、女子3人がグループをつくっていたので、そのまま着いていきます。
(もちろん、ドラフトゾーンには入ってません)
最後の直線は、脚が攣りそうになりながらも女子グループをパスして全力回し。
全力というほど体力残っていませんでしたが、最後に絞り出した感じ。
2回も引っ張ってもらったので、ほんのちょっとお礼のつもりで。
たった 200~300mくらいでしょうが、前を引っ張ってゴール!
結果は 2時間57分55秒。44位/完走者 91人でした。
前回は 3時間11分24秒、57位/ 完走者 86名だったので、少しだけレベルアップ?
ダウンでのんびりもう1周してからコースアウト。
多くの方のSNSを拝見すると、前回より記録が伸びた人が多い様子。
- 気温が高かった分、空気抵抗が減った
- 前回より参加者が増えた分、空気抵抗が減った
個人的には2番目の効果が大きかったのでは?と。
実際、効果を強く実感しましたし。
あと、1周ごとにラップタイムを見ていたのが良かったです。
1周ずつ大事に走ることができました。
※前回のレポートはこちらです。
帰りは風呂でサッパリと
帰りは、水戸IC近くにある極楽湯でサッパリと。
実は前日の夜も行きました。オススメです(笑)
(完走を祝して乾杯。私は運転手なのでジンジャーエール・・笑)
九十九里トライアスロンで痛めた左膝の痛みが軽くぶり返したので、ゆっくりセルフマッサージ。
帰宅時の運転が長くて、また固まってしまいましたが。。
2人ではありましたが、仲間との遠征はやはり楽しいな~と。
勝手に評価:しろさとTT
今回も素晴らしい大会を開催して下さり、本当に有難かったです。
エントリーしやすさ:★★★(ゆとりもってエントリーできました)
会場までのアクセス:★★☆(東京近辺から車は必須。水戸駅からも遠いです)
混雑度:★★★(人数は安全を考慮しているので大丈夫)
コース:★★★(舗装がキレイでタイム出やすい。単調ですが・・笑)
応援:★★☆(今回の方が応援場所の人が多かった様子)
エイド:★★☆(寄りませんでしたが)
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