ランニング・トライアスロン

しろさとTT 100km完走しました!

昨日行われた「しろさとTT」。
100kmの部を完走してきました。

しろさとTT200にエントリーしました!突然ですが、「しろさとTT200」に申し込みました。 レース名がしろさとTT200なだけで、私が申し込んだのは 100kmですが・・(...

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現状の実力チェックに最適なレース

しろさとTT、今回が初開催でした。
結論から言えば、これからも実力チェックに出たいと感じたレースでした。

コースは1周5.7km弱。
全体的に平坦基調ですが、ややアップダウンがあり、むしろメリハリをつけることができます。
2ヶ所、距離が短いですがハッキリ登るところがあるので、そこはダンシングでストレッチ替わりに。

急カーブがないので、単純な走力だけが試される感じです。
そういう意味では、トライアスリートに最適ですね。

そして路面がキレイ!
路面抵抗をほぼ感じないので、タイムが出やすいコースだと思います。
ドラフティング禁止なので、純粋に自分の実力チェックに良いと感じました。

目標は素人の壁 30km/h

さて、ここからは私の体験記です。
目標は時速30km以上で走ること。タイムだと3時間20分です。
(実際には102kmちょっとあるので、3時間24分くらい)

時速30kmはロードバイクに乗る入門者にとっては、1つの壁です。
マラソンで言うとサブ4みたいなものでしょうか。(知らんけど)
今まで、これを切ったことがないので、達成してみたいなと。

100kmの部は10:00スタート。
8:30くらいに会場に着けば良いかなぁ~と、5:20頃に自宅を出発。
車を借りていたので、湾岸線→首都高→常磐道を抜けて会場に到着。

当日のウェア

車から降りると、思ったほどは寒くありませんでしたが、それでも肌寒い。
気温は13~15℃くらいになる予報。
曇り空ですが雨は降らなそうなのでラッキーでした。

天気が微妙だったので、ウェアを複数持っていきました。
現地でカペルミュールの長袖に決定。
中はファイントラックだけにしておきました。

下は普段Zwiftでも使っているパールイズミ 220-3DRにしました。

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走り出してから、腿下のサポーターもつければ良かったと後悔。
寒がりなので、肌の露出を減らしておくべきでした。
グローブも夏レース用の指出しにしたのですが、指が隠れるものの方が良かったです。

来年参加するにしても、季節的に格好に悩むでしょうね。

スタート~序盤

スタートはこの時期らしくローリングスタートです。

既に200kmの人たちが走っているので、慎重にコースに入っていきます。
2車線あるうち、レースで走るのは右車線。
コースに入ってから、しばらく左車線を走ります。

まだ身体も温まってないので、軽くまわす程度。
コースを見ていると、50kmレース後の人たちが話していた通り、思った以上にアップダウンがあります。
どフラットというわけではありません。

2ヶ所、短いながらもハッキリとした登りがあるので、ここでダンシングをすることに決定。
ずっと同じ姿勢を続けると疲れてしまいますので。

ほぼ1周を終えると、スタート・ゴールラインを超えます。
ここからがレーススタート。右車線に入ります。
基本は右車線のなかでキープレフト。

特に私は遅いので、ガンガン抜かれていきますが気にしません。
序盤は焦らない。
じっくり130W(L3)をキープする作戦を考えていました。
最低3時間は乗ることを考えると、このくらいのパワーが現実的だからです。

全体的にレベルが高い?

100kmが始まる前に、50kmの部は終わっています。
今、コース上に居るのは、200kmと100kmの人たち。

おそらくですが、トライアスリートが多いのでしょう。
8~9割の人がトライアスロンバイクでした。

そしてロング(五島)に出ているとき並に、ガンガン抜かれていきます。
後ろから空気を切り裂く音が聞こえてきたかと思うと、凄まじい勢いで抜いていく人が。

(こんな感じの強そうな人がたくさん)

※Twitterで写真を公開されている方がいらっしゃったので拝借しました。

オリンピックディスタンスのレースでは、ここまで抜かれません。
もう少し自分と近いレベルの人も居たはず。
全体的にレベルが高い印象でした。

トライアスロンバイクでも、ディープホイールがほとんど。
上記の写真もディープホイールです。
あと、ディスクホイールの人も結構いました。

(圧倒的な速さだった高岡さんもディスクホイール)

ディスクホイールが後ろから近づいてくると「ゴォォ~」と音がするので、小心者の私はビビります(笑)

序盤はこんな感じで、自分のペースをつくりつつ、周りの人たちを見て楽しみました。
5.7km弱をグルグル回るだけですし、キレイな景色があるわけでもないので・・
そういう意味では、修業的な要素もあるレースだな・・と。

中間地点でトイレ休憩

今回、できればノンストップで行きたかったのですが無理でした。

このところのトレーニングで腹圧を意識するようになり、腰痛は出にくくなっていたのですが、やはりレースとなると無意識にも踏み込んでしまいがち。
すぐにどうこうという痛みはないのですが、袖ヶ浦のときのようになるのを回避。
早めにいったん伸ばしておこうと。

あと、どうしてもトイレに行きたくなり(笑)
スタート直前に行ったのですが、腹圧を意識するほどに下腹部に集中してしまい、尿意が・・(汗)

というわけで、ちょうど半分の9周を終えたところでエイド(トイレ)へ。
時計を見ると、この時点で7分ほどのアドバンテージを得ていました。
コースを走っているときから、サイコンの表示が30km/hを超えていることが多かったので、ここまでは大丈夫だろうと思っていたのです。

このときまでは、軽い登りなら、30km/hを下回りませんでした。
下回るのは、しっかり登るところだけ。

ただトイレ休憩中にガーミンがストップしてしまいました。
普段の練習時は、信号で止まるときに自動ストップするように設定しているのです。
久々のレースだったので、設定を変えるのを忘れていました。。
自分が何分、トイレに行ったのか分からないまま、レース再開。
(5分くらいかな?と思っていたら、実際は2分でした)

さて、残り9周です。

(私。たぶんトイレ休憩直後。下り坂から登り坂に変わるところ。もう少し派手なウェアで行けば良かった・・笑)

自分の写真を見る限り、もう10~20cmは、アタマを低くしたいです。
そのためには柔軟性を上げて、体幹を強くしないと。

自らが試される後半戦

ここまで、私が3周ちょっと走るたびに、200kmトップと思われる高岡さんに抜かれていました。
あとで高岡さんのTwitter・Instagramを拝見したら、42km/hで200km走ったんですね。
言うまでもなく超人です。
どういうトレーニングを積んだら、そんな風になるのか。。

竹谷さんも40km/hを超えていた様子。
このスピードだと 100kmの上位者たちは着いていけるようで、竹谷さんの後には人が着いていることが多かったです。
(もちろん、ドラフティングにならない範囲で。まぁ1人2人、思い切りドラフティングしている人も見かけましたが。。)

(真ん中のピンク手袋が竹谷さん。このレースに企画から携わられたそうです。感謝)

12周を終えた頃から、少しずつ疲れを感じるようになってきました。

気を抜くと腹圧が抜けてしまい、足先でペダリングしているのです。
1周ごとに2回ダンシングをしていましたが、ハムストリングス・前腿が攣りそうになります。
トイレに歩いたときに気づいたのですが、自分で思っている以上に、筋肉を使っていたようです。

ラスト5周からはカウントダウン。
ここまでは悪くない。
時計を見ても(多分)30km/hを守れている。

ただ、この頃から、かなりお尻が痛くなってきました。
まだまだサドル荷重は直ってないんですよね。
チョイチョイ座る位置を変えたりしながら、ごまかします。

残り3周頃から、人が減っているような気がしました。
2時間前にスタートした200kmも100kmも速い人がゴールしたのでしょう。
コースが閑散としてきて、風も強く感じるように。
どう見ても自分の力が試される環境です(笑)

もうペースアップする余裕はありません。
今までのペースを何とか維持するのみ。
ゴールが近いので、水分を多めに採っても大丈夫。
この後にランがあるわけじゃないので、最後は踏み込めます。

それでも、最後の1周以外は、結構ペース落ちてしまいました。
気を抜くと30km/hを下回っている時間が長くなってきました。
マラソンも一緒ですが、落ち始めると失うのははやい。

登りでのダンシングを増やす。
下りで一瞬でも脚を止めて休憩。
ケイデンスは落とさない。
攣りそうになったら、すぐ軽いギアへ。
治ったらケイデンス90くらいのギアに戻す。
向かい風を感じたら、より頭の位置を低く。

途中からは時計を見る余裕も無くなったので、ただ前を見て漕ぐのみ。
リズムを落とさないように。
最後の1周は、ギアを1枚重くして。

最後の最後、坂をダンシングで登り切ってゴール!
時計を見ると、トイレに5分行っていたとしても、3時間20分(30km/h)を切っていました。
発表されたタイムだと3:11:24です。

平均速度は32.1km/hで、目標達成!
トイレ休憩を除くと32.4km/hでした。
スピードが出やすいコースでしたが、素人の壁である30km/hを何とか超えました。

総合順位57位/ 完走者86名。
ちなみにトップは2:16:48。トライアスロン部の学生さんみたいです。
計算したら45km/hです(驚)
何人か異次元の速さがいると思ったら・・

平均パワーは149W。(2.6~2.7w/kg)
平均ケイデンスは90rpm。
どちらも思ったより出ていました。

ローラー台のときは、ケイデンス85rpmくらいがちょうどいいと感じるのですが、実走はやはり違うのでしょうね。
パワーも3時間なら150W近くキープできることが分かったので、そのつもりでトレーニングを変えていきます。

今日は首・腰がガチガチ。
お尻・腿・ふくらはぎが、かなりの筋肉痛。
もっと自然で柔らかい姿勢でバイクに乗れるようになりたいですね~

勝手に評価:しろさとTT

エントリーしやすさ:★★★(初回だったからか?ゆとりあり)
会場までのアクセス:★★☆(東京近辺から、車は必要)
混雑度:★★★(人数は少ないので混雑はなし)
コース:★★★(舗装がキレイでタイム出やすい。単調ですが・・笑)
応援:★☆☆(まぁ、バイクですので・・笑、応援はスタッフからだけ)
エイド:★★☆(寄りませんでしたが、水・エナジージェルなど)

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