ランニング・トライアスロン

第11回川崎港トライアスロンin東扇島大会体験記

昨日、東扇島トライアスロンに参加してきました。
今シーズン最後のトライアスロンです。
ちなみに2年前も本大会に参加しています。
そのときの体験記はこちらです。

今シーズンの締めくくりに!日帰りできる東扇島トライアスロン体験記

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スイムコースは混雑&テクニカル

スイムコースは、こんな感じです。

(当日会場で配布された資料を撮影)

500メートルのコースを3周します。
1周のうちに鋭角カーブが3か所もあり、なかなかテクニカルなコースです。

今年の水温は21℃。
前日まで寒かったので心配しましたが、水温は私にはちょうど良い感じでした。

スタート&フィニッシュに近い浜辺近くは、藻がすごかったです。
2年前は、そこまで感じなかったのですが、手に藻が絡まって、コンビニのビニール袋を掻き出しているような感覚になりました。

前回出場時にも書きましたが、スイムの混雑っぷりは、私のレース歴の中では一番ひどいです。
コースが狭い割に、参加者が多いからです。

コースロープと壁の間を泳ぎます。

スタート直後から1つ目のブイをまわるまでは、「餌場の鯉」状態になります。
今年も何発が殴られましたし、背中に乗られる、脚を引っ張られるなどは当たり前。
前回参加したときは、あまりの混雑でスポーツウォッチが外れて、海の藻屑になった人を、何人か見かけました。。(嗚呼・・)

第1ブイをまわってから1周目が終わるまでも、かなり混雑。
2周目に入って、少しまともに泳げるくらいに。
それでも頻繁に人とぶつかりました。

3周目は、やっと快適に泳げるレベルに。
しかし今度は30分前にスタートしたウェーブのうち、泳ぎが苦手な人に追い付くので、常に周りへの注意が必要です。

今年はトレーニング状況から考えて、良いタイムを出せる状態ではありませんでした。
余計なことを考えず、自分の進める安全ゾーンを保って進みました。
無理に飛ばさず、手を抜きすぎず。

最近、スイムの課題は左体側(たいそく)。
左手の入水から、キャッチ、プル、プッシュのいう一連の流れのなかで、体幹をキープできないのです。
このときローリングしているので、左体側が下側になっています。

右体側は維持できて、水面を滑る感じがするのですが、左側にはそういう感覚が得られません。
むしろ左体側が維持できず、ブレーキをかけてしまっている感じがするくらいです。
左がしっかりすると、息継ぎやヘッドアップも、もっと楽になると思っています。

2周目、3周目と、練習中のいくつかパターンを試しつつ、泳いでみました。
まだまだしっくりこないので、改善が必要です。
これは来期に向けた課題ですね。

そんな感じで、時計も見ずに3周泳ぎました。
スイム終了したときですら、時計のことを忘れていました。
実際の時間よりも、水をどう感じるか?の感覚ばかりを気にしていたのでしょう。
(トランジションの途中で気づいて、ラップボタンを押しました)

ちなみに今年は、スイムアップ時のトランジションで手間取りました。
ウェットスーツが思ったように脱げなくて、ジタバタと。。
段取りも悪くて、ここで1~2分は無駄に使ってしまいました。
(スタンダード・ディスタンスでの1~2分は、致命的なエラーと言えるでしょう)

ジェルを取りつつ、気を取り直して、バイクに向かいました。
バイク時に靴下を履くか、ランのときに履くかは決めてませんでした。
結果、バイクは裸足にシューズだけ、ランへのトランジションで、靴下を履きました。

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バイクは向かい風&路面抵抗との闘い

バイクとランコースは、このような感じです。

(同じく配布資料を撮影)

バイクは5kmコースを8周回です。
フラットなコースなので、登り・下りはありません。

ただし、風があります。
どうやら例年、風が強いようです。
「東扇島に出るなら風に負けないように、強いトルクでしっかり回せるように」とアドバイスを受けました。
(まぁ、言われても出来ないんですけどね・・)

今年も上図で言うと、右から左に向かって、かなりの風が吹いていました。
追い風のときはギヤを少し重めに、向かい風では軽くして回しました。
180°ターンや、90°カーブの直後は、ダンシングで再加速しつつ、別の筋肉を使って負荷を分散。

このコース、一番の難敵は向かい風。
その次は路面抵抗だと思います。

アスファルトの状態が良いところと、そうでないところがあります。
路面が波を打っていたり、大きくくぼんでいるところなどに入ると、明らかにロスが発生します。

あとはコースの狭さですね。
バイクは狭いところでは2~3台しか横並びになれないので、抜くときに手間取ることがありました。
ドラフティングに関しては注意されているところも見なかったので、その辺りが混雑の原因でもあるでしょう。
私は普段、抜く側ではなく抜かれる側なので、基本的にキープレフト。

今年はチーム「ポセイ丼」は4名が参加。
ここで全員の無事を確認しました。
30分前のウェーブでスタートしている、みよっしーと教官。
同時にスタートした元帥。

何度もすれ違えるコースなので、仲間との距離感を楽しめます。
8周もあるので、飽きないように、仲間と声をかけつつ、距離を詰めるのを目標に頑張りました。

ちなみにバイクは、トルクを上げるトレーニングを中心に行ってきました。
「パワー = トルク × ケイデンス」ですが、私のパワーが上がらない理由は、トルクが極端に弱いからです。
単純に言うと、自分の体重がペダルに乗っていないのです。

上り坂や強い風があるときなどは、パワーがないと速度が維持できません。
トライアスロンやロードレースはパワーだけではないのは確かですが、
それにしても基本となるパワーが弱すぎるのです。

パワー体重比で、4.0W/kgを超えたいのですが、現在は良く見積もってもFTPは3.0W/kg程度。
体重50kgもない女性が200W以上出すのに、体重58kgの私は170Wくらいしか出ないのです。
そりゃあ、軽くぶち抜かれるわ・・と。

今はトルクを最大化させるために、サドルを限界まで低くしています。
サドルに乗り過ぎないようにするためです。
これでペダルに乗れるようになったら、少しずつサドルを上げていきます。
いつかは上級者のように、カッコよく高いサドルで、グイグイと進みたいものです。

2年前の前回出場時と、タイムはほぼ変わりませんでした。
1分半ほど遅くなっていますが、トランジションで手間取った分でしょう。
前回に比べると腰痛もほぼなかったですし、改善はされているようです。

レース後、チームメイトが言うには、乗車姿勢が良くなったとのことです。
タイムという結果はまだ出ていませんが、少しは成長できたのでしょうか。

 

晴天下のランは気持ちよく

ランは2.5kmのコースを4周です。
海辺のフラットなコースです。

今年のレースは、天候に恵まれました。
最後のランは、多少暑かったものの、適宜、水をかぶれば問題ありませんでした。

ちなみにランに入ってすぐ、左腿が攣りそうになります。
バイクは、踏み込まないように意識していたのですが、まだまだ踏んでいた様子。
(2年前の体験記でも、攣りそうになってますね・・)
攣らないギリギリのペースを探りながら走ります。

ペースはずっとキロ5分から5分15秒。
せめてもう15秒上げて、4分台を当たり前にしたいところですが、上がらず。
ランの実力が、確実に落ちているのが悩ましいところ。

でも、気持ちのいい晴天レースを、楽しみながら走りました。
ここでもチームメイトとのすれ違いがあるので、距離感を見ながら、モチベーションを上げます。

3周目、女子トップと思われる選手に、軽くかわされます。
「はえ~なぁ~」と感心、着いていく余裕もありません。
先ほど確認したら、女子トップでランは47分台だったので、抜かれちゃいけないペースでした。
感心している場合じゃないです。

ラスト1周、ペースを上げようと思いましたが、ここも上がらず。
本当にランの実力不足をなんとかせんといかん。
スピードも、スタミナも、どっちも足りてないんですよね。

最後のゴールが見えたところからの直線で、少しだけスピードアップ。
先にゴールしていたみよっしーに迎えられつつゴール。

ゴール直後に脚が攣りそうになりますが、何とか回避(笑)
バナナと選手用ランチを食べつつ、元帥&教官のゴールを迎えました。

 

2年前と今年の結果比較

前回よりも3分遅いくらいの結果でした。
ランで2分遅くなっているのと、トランジションで手間取った結果でしょう。

  • スイム:29分45秒(133位)→29分26秒(100位)
  • バイク:1時間19分40秒(175位)→1時間21分09秒(192位)
  • ラン:48分14秒(147位)→50分18秒(167位)
  • 総合:2時間37分39秒(141位、部門37位)→2時間40分53秒(151位、部門33位)

バイクは速くなっていませんでしたが、それでもバイクのときが、一番トライアスロンをやっている気になります。
苦手なんですが、好きなんでしょうね。

それにしても、苦手意識はなかったランが、確実に弱くなっているのが悲しいところ。
トレーニングが足りてないので、当たり前なんですが。

これで今シーズンのトライアスロンは終了です。
色々と手を打ってはいるものの、結果につながらず、もどかしいシーズンでした。
来シーズン、どうするのか?を考えつつ、トレーニングしていきます。

 

勝手に評価:川崎港トライアスロンin東扇島大会

エントリーしやすさ:★★★(先着順で、余裕でした)
会場までのアクセス:★★☆(自走だと迷いやすい、車で行けば首都圏からは楽。駐車場もあり。)
海のきれいさ:★☆☆(首都圏にしては良い方か?)
コース:★★☆(スイム3周、バイク8週、ラン4周。やや飽きやすいか?)
応援:★★☆(会場周辺は多い。バイクがやや寂しい)
エイド:★★★(バイクは補給なし、ランは2か所、水。レース後はバナナと選手用ランチ)

自走で行く場合は、こちらの記事が参考になります。

2016東扇島トライアスロン完走記その1~会場まで自走入りする際の注意点~

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