menu

クラウド・AI時代に士業が生き残る3つのアプローチ

士業の業務は、確実にクラウドサービスに置き換わりつつあります

流行りのクラウド会計は言うまでもなく、
弁理士の業務である、商標登録がオンラインでできる「cotobox」、
行政書士の業務である、産業廃棄物処理の委託契約書の電子契約締結サービス「weee」、
社会保険労務士が支援の中心である、人事労務業務を一元的に管理できるクラウド型人事労務ソフト「SmartHR」など、
次々と、士業の業務を置き換えるサービスが登場しています。

 

AIに奪われる独占業務

2017年9月25日付けの日本経済新聞で「AI時代のサムライ業(奪われる定型業務)」という記事によると、
今後10〜20年後に、AIによる代替可能性は、

  • 弁理士:92.1%
  • 行政書士:93.1%
  • 税理士:92.5%
  • 公認会計士:85.9%
  • 社会保険労務士:78.0%
  • 弁護士:1.4%
  • 中小企業診断士:0.2%

となっています。
細かな数字はさておき、独占業務が定型的であること、
すなわちプログラム・ソフトウェアによって置き換えが可能であることを示していることは間違いありません。

そして、日経の記事では代替可能性の低い弁護士・中小企業診断士であったとしても、油断は禁物です。

ところで、 AI はどこにあるのでしょうか?
それはクラウドサービスの中です。

多くの AI は、クラウドサービスの中で少しずつ学習し知性を高めています。
今はまだ使えないサービスであったとしても、時間と共に成長していくのは間違いありません。
もちろん廃れるサービスもあるかもしれませんが、それ以上により良いサービスが生まれてくるでしょう。

 

クラウド・AI時代に士業が生き残る3つのアプローチ

ではこのような時代に私たち士業はどのようにスキルアップしていけば良いのでしょうか。
私は大きく三つの方向性があるのではないかと考えています。

プロフェッショナル・サービス化

1つ目は専門特化型のサービスです。
例えば、お金の専門家である税理士が、経理・税務だけでなく、
銀行からの融資やVC、クラウドファンディングを使った資金調達も支援するなど、
会社のCFOとして活動するようなイメージです。

国から指示された独占業務のみならず、専門分野におけるサービスを深めていくイメージです。
経営者に対して、今までよりも深いコンサルティングを行うことが求められます。

得意分野を活かしてサービス範囲を拡大

2つ目はサービス範囲を拡大していくことです。
例えば、IT が得意であればクラウドサービスの導入支援なども行えるでしょう。
情報共有の仕方、ホームページや SNS の運用、プロジェクト管理など、
ひとつひとつ支援をしていくことによって、顧客の組織はより一層、強くなっていきます。
それと同時に、顧客との関係性が深く長くなっていきます。

徹底的な効率化による薄利多売モデル

3つ目は徹底的な効率化を行って、多くのお客様とビジネスを行うモデルです。
いわゆる薄利多売モデルです。

個人事業主には耐えられないビジネスモデルかもしれませんが、業務の効率化が、それをカバーしてくれるかもしれません。
現実的には、士業を複数人抱える事務所型のモデルだと考えています。
1件1件のお客様とは深くお付き合いしませんから、集客が肝となるビジネスモデルです。

 

どのアプローチでも必要なこと

この3つの方向性、どれに進むにせよ必要なことが2つあります。

独占業務はクラウドを使って徹底効率化

1つは、独占業務を徹底的に効率化することです。
独占業務のエリアには、次々とクラウドサービス・AI が登場してくるでしょう。
ですから、クラウドサービスを徹底的に活用することは、士業としては、避けては通れない道です。
上述の通り、 AI はクラウドのなかに実装されていますから、まずはしっかりとクラウドサービスを活用できることが最優先です。

集客〜顧客関係性管理(CRM)

もう1つは集客から始まり、優良顧客を育成するための仕組みである CRM の活用です。
つまり、「マーケティングの仕組み」が必要になります。

3点目の薄利多売モデルの場合は、とにかく集客が肝になりますし、
1点目、2点目のモデルの場合は、優良顧客と長くお付き合いすることを目指しますから、
顧客を識別して、顧客との関係構築が必要になります。

そんなわけで、クラウドサービス・CRMを活用するための士業向けのセミナーを行います。
詳細・お申込みはこちらです。初の試みのため、無料・限定10名です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
朝方から急に発熱して、今日の外出は取り止め。
発熱から12時間経たないとインフルエンザの検査もできないので、
夕方にもう1度、病院に行くことに・・
明日・金曜日と2度もセミナー・研修に登壇予定なのですが。。

しばらく風邪を引いていなかったのですが、油断してはいけませんね。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Facebookページはこちら
「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせを受け取れます。
たまに気になるニュースなども通知しています。

ブログ村ランキングに参加しています!
応援のクリックをしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村

目標をもう一段、引き上げよう!

優秀な複業起業家の台頭に、現フリーランスはどう対応するか?

関連記事

  1. 私の仕事内容を分類してみました

    「中小企業診断士の仕事内容は分かりにくい」、と良く聴きます。このブログにも「中小企業診断士 仕事…

  2. 既存SIモデルを破壊する、新しいモデルを探せ

    おはようございます。渋屋です。「納品のない受託開発モデル」という、面白い…

  3. 1ヶ月にいくら必要ですか?

    先日、ある方と会話をしていたとき、「手取り最低年収で3,000万円ないと、人として生きて…

  4. 独立前に身につけておきたい3つのスキル

    私が独立前に迷ったことの第1位は、事業内容でした。もっと具体的に言えば、どんなスキルを身につけて…

  5. ITの基礎を知ろう(Webが表示される仕組みとインターネット)

    私が初めて職業としてIT(というかパソコン)を学んだとき、ワケの分からぬ横文字だらけで、そりゃあ…

  6. インダストリー4.0とスマート・ファクトリー(工場)

    「インダストリー4.0」最近、良く聴く言葉です。これが何を表すのか?日本の製造業復権が期待さ…

  7. 学校の集金こそシステム化すべし!!

    子どもを小学校で過ごさせていると、「いつまでこんなやり方してるの!?」と思うことが多々あります。…

  8. 本質的な行動をどれだけしていたのだろう?

    このブログで何度も書いてきた通り、3月末で会社員を辞めて、独立します。会社では来期の人事が決まっ…

最近の記事

PAGE TOP