2008年北京オリンピック、ソフトボールで優勝した日本代表チームと、
平昌オリンピックで活躍している高木菜那選手には、共通点があります。
金メダリスト達の志
女子ソフトボールは、2008年の北京大会を最後に、オリンピックの公式競技から外されていることになっていました。
実際、2012年のロンドン大会、2016年のリオデジャネイロ大会でも復活していません。
あとに続く子供たちの夢がきえてしまうという危機感を抱いた彼女たちは、
彼女たちは単に金メダルを取ることだけでなく、「五輪競技に復活させるため」「劇的に勝つ」ことを志しました。
現時点でソフトボールは五輪競技へ復活していませんが、彼女たちはしっかりと、金メダルを獲得したのです。
(『実践するドラッカー(チーム編)』を参照)
スピードスケートの高木那奈選手、5,000メートルでは最下位に終わってしまいましたが、
その後にしっかりと気持ちを切り替えることができた様子。
女子団体追い抜きに出るときには、「両親の笑顔をみたい」という思いで、必死に妹美帆選手に食らいついたそうです。
前々回バンクーバーは妹だけ、前回ソチでは自分だけが参加していたため、
両親が一方に気兼ねして、素直に喜べなかったと感じていたそうです。
最終的には、両親の笑顔のために、怪我を乗り越え、2つも金メダルを取ってしまいました。
(読売新聞 長野版を参照)
自分ひとりの目標か、人のための目標か
これらの話から、私たちには学べることがあります。
単に金メダルを狙うことではなく、もう一段、上の目標を掲げていたことです。
「自分のために金メダルを狙う」よりも、「ソフトボールに夢見る子供たちのために」「両親のために」。
人は、自分のためだけに頑張るよりも、
誰かのために頑張る方が、力が出るのではないでしょうか。
自分だけの目標なら、自分さえ良ければ、諦めることも簡単です。
しかし、人のための目標なら、そう簡単に諦めることはできません。
その使命感が、底力を引き出すことになるのではないでしょうか。
目標をもう一段、引き上げよう!
あなたの目標、自分のためになっていませんか?
「あいつに勝って、自分が金メダルを取る!」では、最後の最後、踏ん張れません。
「両親のために金メダルを取りたい」と高木選手のスイッチが入ったように、
私たちの目標も、もう一段階、引き上げたいものです。
今、自分のための目標になっていたら、
「なぜ、それを達成したいのか?」を改めて考えてみましょう。
目標が自分ひとりのものから、他者のためのものに変わったときから、
きっと世界が変わって見えるんだろうな、と思います。
共感して、応援してくれる人が現れそうですし。
ソフトボールの例は、私は後から知ったことですが、
当時知っていたら、もっと温かく応援できただろうと思います。
人のために目標を掲げたら、自分のための目標が達成してしまう。
何とも不思議な世の中ですが、実際、そんなものなのだろうと思います。
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【編集後記】
花粉症?風邪?分かりませんが、どうも体調が微妙です。。
結局、この週末はコアトレ以外のトレーニングはゼロでした。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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