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IT業界で洗練・蓄積されてきたノウハウは、もっと他業界に売れる

IT業界は、その中にずっと居ると気づきにくいのですが、良いノウハウが多々あります。
業界としての歴史が浅い分、他業界に比べると新しい取り組みができているからでもあります。
もっとそういう知見・ノウハウを他業界に輸出しても良いのでは、と感じています。

 

売れる知見・ノウハウが実はたくさんある

IT業界には、長年かけて培われてきた知見やノウハウが数多くあります。
その中に居ると気づかないのですが。

サービスマネジメント

1つ目はサービスマネジメントの考え方です。
日本は製造業で育ってきたので、物理的なモノに対する管理手法は、裾野まで普及しています。
しかし、世界がモノからサービスにシフトしようとしているにも関わらず、サービスの管理手法は、ほぼ浸透していません。
「ITサービスマネジメント」を通じて培ってきた経験を、より汎用的な「サービスマネジメント」として、普及させてはどうでしょうか?

プロジェクトマネジメント

2つ目はプロジェクトマネジメントです。
建設・建築業のプロジェクトマネジメントは凄まじいです。
電車や車両の交通停止を最小限に押さえながら工事を進めていく様を見ると、とにかく驚くばかりです。

IT業界にも、プロジェクトマネジメントの考え方は広く浸透していますが、ふと周りを見渡してみると、そんなに他業界には浸透していないようです。
「プロジェクトマネジメント」などと言うと小難しいのですが、要するに「仕事のやり方」です。
今、日本で注目されていることの1つですから、IT業界のノウハウは、もっと他業界に売れると思います。

アジャイル開発

3つ目はアジャイル開発です。
以前にも書きましたが、「変化に対応する働き方」として、大いに着目しています。
日本の働き方、仕事の進め方は「変化に弱い」ので、アジャイル開発の考え方・実践方法などを汎用的に広めていくチャンスだと思います。

ツールの活用

当然のことながら、IT業界では他業界よりも便利なツール(システム・アプリ・ガジェット)を使いこなしています。
それによって仕事が見える化できたり、テレワークなどのリモートワークができたり、ペーパーレスに成功しています。
大企業でなければ使えないツールは減り、多くが個人レベルでも使えるものになってきました。
要するにツールを知っているか?自社に取り込んで使うか?だけなのです。

逆に言えば、「知っているフリ」をして他業界よりもツールを使いこなせていない企業は、埋没していく方向にあるでしょう。
「情報セキュリティが・・」「前例がなくて・・」「管理部門の承認が降りなくて・・」などと理由をつけて、日々進化するツールを取り込まないIT企業に、先はないと感じています。

 

自分たちで徹底的に実践する

このようにツールだけでなく、その文化や知見そのものが、他業界に展開できる可能性を秘めています。
ただ、他業界に展開できるようにするためには、自分たちがやっていることを単に紹介するだけでは足りません。
他業界の方々が理解し、実践できるようにするため、自分たちの知見・ノウハウを言語化しなければなりません。

  • 何を目的として?
  • どんなことをやったのか?
  • どんな問題が発生して、
  • それをどうやって解決したのか?
  • やるためには、どういう体制で、どれだけの投資が発生して、どれくらいの期間がかかったのか?
  • 結果として、得られた効果は何だったのか?
  • 現在も残っている課題や、新たに発生した課題は何か?

こういうことが専門家でなくとも分かるようにしつつ、コンテンツ化していくのです。

それを行うことによって、自社の取り組みがまだまだ浅いことに気づくでしょう。
そこに気づけばチャンスです。
もっともっと、自分たちの取り組みを進化させて、他社が追随できないところまでやりましょう。

 

IT業界で働く人材は、もっと輝ける

こういう話をすると、「それでシステムが売れるんですか?」と言われることがあります。
そんなことは個々の会社のビジネスに拠りますので、私は分かりません。

間違いないのは、人材が輝くことです。

他社に先駆けて、何かに取り組んでいる。
それが他社・他業界に参考にされたり、その結果、応援やお礼を言われる。
そういう活動をすると、人は間違いなくポジティブになります。

例えば私が会社員だった頃、当時としては先進的な働き方をしていました。
職位・職階・職種に関わらず、誰でも何度でもテレワークをすることができました。
おかげで日本テレワーク協会から表彰されたり、顧客からの問い合わせも増えたりしました。
当時、「働き方改革」を率先していたメンバー達は、間違いなく高い意識を持って、仕事に臨んでいました。
(私も推進メンバーの一人だったので、本を書いたり、プレゼンしたりしました)

結果としてシステムは売れるかもしれません。
売れないかもしれません。
それはビジネスの設計次第です。

  • コンサルティングのようなサービス売上向上を目指すのか?
  • あくまでもブランド向上の施策とするのか?
  • システムが売れるように設計するのか?

それは各社の状況や戦略次第です。
ただ、繰り返しになりますが、このような活動を通じて、社員の意識は間違いなく上がります。
IT業界で働く人が輝く。
IT業界で働いていることを誇りにする。
私はそんな会社が、もっともっと増えれば、と感じています。

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【編集後記】
今日は午前中、某所でセミナー講師をしてきました。
午後はコンテンツ作成と、知人が企画している新ビジネスの相談に乗ったり。
夜は、あるセミナーに参加です。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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