PDCAサイクルをまわせないものは、成長できないのだな。
ということを実感しています。
闇雲に頑張っても成長は感じられない
明日は横浜トライアスロンに参加する予定です。
3年目となるシーズンの始まり。
去年までの圧倒的な弱点であるバイクを克服するために、とりあえず練習量だけは増やしました。
昨シーズンの練習時間(分)はこんな感じでした。
赤がバイクです。
2015年は6月の五島が終わった後、ほとんど乗らなくなり、ついに10月はゼロ。
そのまま2016年4月まで低迷を続けて、5月になって思い出したように乗り出した。そんな感じです。
ランはサブ3.5を狙って練習したので、それなりに走っていますが、これじゃあ弱点のバイクが克服されるわけがありません。
今シーズンに向けての変化はこうなりました。
右端の今月はまだ途中なので少ないですが、バイクの練習量は1年を通じて増えているのが分かります。
縦軸の上限が1,750分(30時間弱)から2,000分(33時間強)に変わっているのもポイントです。
で、これだけ増やしたなら、さぞかし成長を感じていることでしょう!
と言いたいところなのですが、全く成長を感じていないのです。
どうやら頑張り方に問題があったようです。
成長に必要な定点観測・指導者
実は大して増えていないスイムの方が、ここ最近で成長を感じています。
3月から2週に1度習い始めたからです。
決して速くはなっていないのですが、今までと同じスピードをラクに泳げるようになりました。
では、スイムとバイクの違いは何なのでしょうか?
答えは2つあります。
1つ目は定点観測する場の有無です。
スイムはタイムを測るのが容易な競技です。
私の場合、ドリルをやった後に100メートルを2分10秒サークルでまわすのがメインの練習です。
ここで1分42~45秒くらいで泳いでくるのですが、そのときの疲労感が軽くなったり、
複数本数やったときのタイムの落ち方がゆるくなりました。
ダレてくると1分50秒より遅くなるのですが、今は8本くらい泳いでも、そこまで落ちません。
バイクの場合は、都度環境が変わります。
信号の有無、走るコース、自動車の混雑度、アップダウンの違い・・etc
タイムが測りにくいので、自分の成長が分からないのです。
もう1つの理由はスイムにはコーチが居て、バイクには居ないことです。
去年のシーズン終了後から、ずっとバイクを定期的に指導してくれる人を探していましたが、適当な練習のままシーズンを迎えてしまいました。
何事も成長するなら、指導者は必要です。
PDCAをまわすときに必要なこと
一言で言えば、バイクはPDCAサイクルをまわせるところまで持っていけなかったのです。
単に練習量を増やしただけですから、成長を感じられるわけがないのです。
PDCAサイクルを提唱したデミング博士は言いました。
「定義されていないものは管理できない。管理されていないものは測定できない。測定されていないものは改善できない」
未知の領域で成長するためには、何をすれば良いのか?を定義しなければなりません。
そして管理して、測定するのです。
しかし私のバイクの場合、フォームやトレーニング方法すっ飛ばして、乗った時間と距離だけを管理・測定してしまいました。
その結果、量だけが改善(増加)しました。
闇雲にバイクに乗っただけですから、かえって悪い癖がついてしまったかもしれません。
で、振り返ってみると成長を実感できないまま、自信を持てないまま、本番を迎えることになったのです。
正しくPDCAをまわせないものは、成長できないんだな、ということを実感した1件でした。
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【編集後記】
とは言え、明日のレースは存分に楽しんできたいと思います!
去年10月、東扇島の自分を超えられるか?
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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