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「給料は我慢代」という会社に明日はあるのか?

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「給料は我慢の代償として支払われるものだ」

まことしやかに語られるのを聞いたことはありませんか?
以前から聞くたびに何だか嫌な感情を覚えていました。

 

仕事とは我慢するものなのか?

会社員だった頃から変わらずに感じる違和感。
「仕事とは、我慢しなければ成立しないものなのか?」という疑問です。

どんなに楽しいことだって、我慢しなければならないことはあります。
例えば私の場合、トライアスロンのレースに出るためには、その準備や移動があって、
それらはとても面倒に感じるものです。

でも、その面倒の先に、楽しいレースだったり、
ゴール後の仲間との会話があったり、
お互いのブログを読むのが楽しかったり。
そういう楽しみが待っているから、多少の面倒は乗り越えられます。

そんな楽しみが全くなく、
「ただただ、ひたすらに耐え忍び続けること」が仕事だとしたら。

  • 意味のないミーティングが嫌だ
  • 社内・上司のために手間をかけて資料を作るのは耐え難い
  • くだらない社内政治に巻き込まれるのが面倒
  • 自分の仕事内容に価値を感じない
  • 仕事を自分で選べないのが苦痛
  • 今度はどこに転勤させられるのか不安

ゴールのない苦痛や不安。
その我慢代として給料が支払われるのだとしたら。

 

我慢の先に、自己実現はない

私は単に我慢だけを続けた先には、自己実現はないと思っています。
目標がないからです。

レースを楽しむために、準備や移動を面倒だと思いながらもやるのと、
終わりなく準備作業をやり続けるのとは、全く違います。

このところ、色んな人とコンサルティングなどのセッションをさせて頂いています。
そこで感じるのは、どんな人であっても

「人の役に立ちたい」
「もっと成長したい」

と思っていることです。
普段、そんなことを言わなそうな雰囲気の方からですら、
そういう想いが出てくるのです。

しかし、必要性を感じない我慢を続けた先に、
そのような成長・貢献は生まれないでしょう。

だから組織において経営者・管理職は、社員に無意味な我慢を強いているのではないか?と疑いつつ、
社員の成長・貢献意欲を満たすような働きかけが大事なのです。
組織論でも、組織に必要なのは「共通の目的」「貢献する意欲」「コミュニケーション」と言われています。

 

社員が我慢を強いられている会社は生き残れるのか?

・・とここまでは以前から感じていました。
最近強く思うのは、そもそも社員が我慢を強いられているような組織が、
そもそも市場の中で生き残ることができるのか?という疑問です。

社員が我慢ばかりしていたら、作られる商品、提供されるサービスの質は
一定レベルを超えることができません。
自由な発想で商品企画をすることもできないでしょう。

そんな心も身体もこわばった状態では、顧客の期待を超えることはできません。
必然的に市場から退出させられてしまうと思うのです。

一方、最近いくつかの会社で、会社目標と個人目標の統合が上手くされている会社を見てきました。
このような会社は、本当に社員ひとりひとりが良い顔をして、いいエネルギーを発しています。
とにかく場の雰囲気がいい。

どちらの会社と長く接したいか。
顧客の立場に立てば、答えは明らかですね。

「給料は我慢料」と言うような台詞は、大した仕事をせずとも業績が上がり続けていた
バブル以前の名残でしかない、と私は思っています。

社員に無駄な我慢を強いていないか?
ちゃんと働き甲斐を与えることが出来ているのか?
確認してみましょう。

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【編集後記】
以前は「人」「組織」にはあまり興味がなく、
マーケティングやITばかりにドップリと浸かっていましたが、
いつの間にか、人や組織にも興味を抱いている自分が不思議です。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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