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大田原マラソン体験記:ちゃんとトレーニングを積んできた人へオススメ

昨日は大田原マラソンに参加してきました。
結果は(気持ちの上では)惨敗でした。。

 

4時間制限というブランディング

今回で30回大会を迎えた「大田原マラソン」。
その最大の特徴は4時間制限。ホームページには、

制限時間4H、自己への挑戦状!

と書かれています。

ガチです。ガチの臭いしかしません。
実際、私が過去に出たどのレースよりも、ランニング・短パンというガチランナーの姿が多かったように思います。

正直、コースに大した見せ場はありません。
湘南国際マラソンなら、折り返しの江ノ島。
東京マラソンなら、雷門。
古河はなももでは、繰り返される折り返しで、仲間とのすれ違いが。
そういうテンションが上がるポイントがありませんでした。

参加者が3,000〜4,000名なので、道路も狭いところが多いです。
農地の狭い道を走ったり、牛の臭いが漂ってきたり。
フルマラソンにも関わらず、エイドで食べ物はなし。

ハッキリ言って、かなり地味なレースです。

しかし、「4時間制限」というガチランナーに焦点を絞ったことにより、
30年間も続いてきたのでしょう。
コースや名所に頼らなくても生きていける。
経営戦略の見本として紹介したいくらいです。

 

大田原マラソンの特徴

ここからは私の体験記を交えながら、本大会の特徴をお伝えします。
那須塩原駅までは、東京駅を6:40に出発する臨時新幹線を利用しました。
早くから予約できるので安心できます。JTBで受け付けていました。
かなり余裕を持って会場に到着。

会場の近くに体育館があり、着替えやストレッチなどはそこでできます。
昨日は雨でしたが、スタート直前まで体育館でしのげたので助かりました。
さすがにトイレは行列ができていましたが、(雨だったためか)外の臨時トイレは、ほぼ待たずに使えました。

スタート前にスペシャルドリンクを預けることができます。
9.5km、14.7km、19.1km、24.2km、28km、34.3km、37.7kmの合計7箇所に、自分で準備したドリンクを置けるのです。
ただ、自分のドリンクを見つけられず、右往左往していたり、諦めている人を何人か見つけました。
利用する人は、1〜2箇所、多めに預けておいた方が良さそうです。

エイドは水とスポーツドリンクだけなので、エネルギー源は自分で用意してね、ということでしょう。
なお私は、いつも通り、ポーチにジェルを入れて走りました。

雨だったのでレインウェアを羽織ってスタート。
全体的に慣れているランナーが多いので、細かな案内は流れません。
スタート時間近くになったら、それぞれが勝手にスタート地点に向かっていました。

 

前半は下りのはずが・・

大田原マラソンのコースは、ざっくり言えば、前半下り、後半登りです。
私もそのつもりでスタートしました。
しかし、走れど走れど、下りにならない。。

改めてコース図を見ると、

公式ホームページより

7km地点までは、ほぼフラットでした。。
東京マラソンのようなスタート後からの下りをイメージしていたので、ここでイメージとの乖離が。。
予習を怠り過ぎました。。

下り区間に入ってからも、重力を感じるほどの下りはほとんどなく、かなり緩やかな下りでした。
ペースがガンガン上がるほどの下りではありません。
フラットなペースより、キロ5〜10秒上がる程度と考えておけば良いでしょう。
(それ以上は上がりません)

にも関わらず、攻めすぎたようです。
今の私はキロ5:20〜5:30くらいがペースの限界値でしょうから、下りでも5:15くらいに押さえておくべきでした。

1 05:57
2 05:15
3 05:01
4 04:57
5 05:10
6 05:04

スタート地点では雨が強くて、レインウェアを羽織っていました。
ただ、熱が篭るので、4km頃から暑くなってしまいました。
まだ小雨は降っていましたが、熱にやられるよりはマシと考えて、6kmで脱ぎます。

7 05:04
8 04:55
9 04:58
10 04:57
11 04:58
12 05:01
13 04:59

この辺でチームメイトのねばってぃに追いつきます。
少し会話をしましたが、ちょうど私の得意な下りに入ったため、そこで別れました。

14 04:52
15 05:14
16 04:55
17 05:01

この辺りで折り返し。
大田原マラソンで唯一、仲間とすれ違える区間です。
仲間との位置を確認し、声を掛け合ったり、ハイタッチしたりして、テンションを上げます。

18 05:07
19 04:49
20 05:00
21 05:02
22 05:06
23 05:02
24 05:01

15kmと18kmでペースが落ちているのは、登りだったからです。
ここまではエイドにも寄らず、自分のジェルとドリンクで補給を済ませていました。

下り区間はカラダも動いていて、数少ない応援にもしっかりと応えていました。
応援に笑顔で応えると、力が湧いてきて、ペースアップできるのです。

さて、ここからは登り区間。
今回のレース、理想は3時間40分を切ることでした。
現状ではサブ3.5は無理ですので、セカンドベスト(2015 湘南国際マラソン 3:39:30)を超えようと思っていたのです。
ただ、コースの難易度は高いので、自分のカラダと対話しながら、ペースをつくっていこうと。

24km地点までで、サブ3.5プラス2分のペースでした。
つまり、3時間40分を切るなら、8分(=480秒)の余裕。
3時間40分は、大体キロ5分10秒ペースです。
残り20km弱あるので、1km当たり24秒の猶予がある。
登りをキロ5分30秒で登れれば、目標にたどり着きます。

 

そして電池が切れる・・

25 05:34

あれ、いきなりはみ出した。。
そんなにつらくはないが、登りはお尻を意識して、しっかりと地面を蹴る。

35kmから少し登りが落ち着くので、とにかく35kmまで我慢できればいい。
残り7kmなら気合と根性でなんとかなる、と。
風も強かったので、ちょうど良いペースで走っている人の後ろに着いていく作戦。

26 05:23
27 05:25
28 05:26
29 05:27
30 05:26

なんとかペースを維持・・
ただ、ここまで耐えるのに、力を使い果たしてしまいました。
30kmのラインを超えた途端、フッと電池が切れるがごとく、カラダに力が入らなくなってしまいました。。

1つ目の理由は「エネルギー切れ」です。
急に力が抜けるのは、筋疲労よりはエネルギー切れが疑わしいです。
実は行きの新幹線で食べようと思って持ってきたお餅を食べるのを忘れていました。
会場についてから2個食べたのですが、レース前のエネルギーが足りなかったかもしれません。

また本大会では、ジェル3個分の補給しか持ってきていませんでした。
補給を取りすぎて、胃が重くなるリスクを怖れたからでした。
補給よりも消費が上回り、30km地点でエネルギーが切れたのでしょう。
急いで補給しようにも、食べるものがもうありませんでした。。

それと同時に、2つ目の理由、「脚が終わっていく」感覚を感じていました。

31 05:42
32 05:34
33 05:41
34 05:57
35 06:39

このコース、33〜35km辺りが、最も急な登りになります。
しかし、既にそれすら頭になく、脚が終わっていく感覚に、顔を歪めながら苦しむしかありませんでした。

後で見たところ、32km地点頃から心拍数が全く上がらなくなっています。
(レース中に気づけば良かったのですが)

もうカラダが動きません。
右臀部と右股関節に痛みも出てきました。
左肩が異様に張っていて動きません。

強風が吹いていたので、カラダが冷えていたのでした。
6km地点で脱いだネックウォーマーとレインウェアを再び羽織りましたが、これも気づくのが遅すぎました。

 

地獄と悔しさの残り7km

ここからは地獄。
半分歩いて、半分走るような状況。

36 05:59
37 06:04
38 06:45
39 07:20
40 06:56
41 07:28
42 06:46
43 06:28

初マラソンのとき、トボトボ歩きながら、悔しくて仕方なかったことを思い出します。
今回も同じく悔しかったのですが、どんな言葉を自らにかけて鼓舞しても、その言葉は100メートルも続きませんでした。
周りにはトボトボと歩くランナーと、苦しみながらも走るランナー。
残念ながら、私は前者になってしまいました。

目標も次々と下方修正。
最後は完走(サブ4)まで落ち込んで、それをなんとか達成。
3時間53分29秒でゴール。

人生でワースト2、サブ4のなかでは最も遅い記録となりました。
9月10月と、それなりにトレーニングしただけに、悔しい結果です。

サブ4を甘く見てはいけない。
フルマラソンを甘く見てはいけない。
当たり前のことを気づかされました。

レース後は、仲間と温泉&焼肉。
ちゃんと地元でお金を使ってきました(笑)

今は昨日のことがつらすぎて、もう走りたくないのですが・・
気持ちが前を向いたら、昨日の敗北の原因を分析して、来年3月の静岡マラソンに向けて準備をし直します。

 

勝手に評価:大田原マラソン

エントリーしやすさ:★★★(早く申し込めば余裕)
会場までのアクセス:★★☆(東京から那須塩原まで新幹線、そこからバス。都内から日帰り可能)
混雑度:★★★(マンモスレースと比べると、余裕あり)
コース:★☆☆(あまり盛り上がる場所はなし)
応援:★☆☆(エイドの中学生は熱い。あとは少ない)
エイド:★☆☆(水とスポーツドリンクのみ)

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【編集後記】
朝イチでマッサージに行ったら、右の腸腰筋がひどく張っていました。
左右のバランスが悪くなって、それがランのパフォーマンスを下げているのかもしれません。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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