先日、スイムのレッスンを受けて、自分の泳ぎを動画に撮ってもらいました。
自分でやっているつもりの泳ぎ方とは、ほど遠いことが分かり、ある種のショックでした。
一応、子供の頃、競泳ではA級選手でしたので、もう少しマシな泳ぎ方をしていると思っていました。
- 中学生から大人になるまで、マトモに泳いでなかったので退化したのか?
- 身体の変化(子供の頃より大きくなった、柔軟性や筋力の変化)に対応できていない?
- 最初からフォームは汚かったけど、短距離なら問題なかったのか?
- 短距離からトライアスロン(長距離)向けの泳ぎ方に変えたときに崩れたのか?
などと考えましたが、少なくとも今の状態は良く分かりました。
これって、経営でもスポーツでも同じだと思うのです。
第三者の眼で見てもらうことの価値
ちなみに、今回も動画をもらっただけだったら、自分ひとりでは気付かなかったであろうことが多々あります。
- 右手に比べて左手のプル(水をかく)のが早すぎる
- 入水の手が身体の中心に寄りすぎ
- 息継ぎのときに頭を動かしすぎ
動画をコーチと一緒に見ながら、このような指摘を頂けたので、初めて認識することができました。
プールで他人の泳ぎは見ているものの、指導者の視点では見ていないからでしょう。
つまり自分を客観的に知るためには、
- 第三者の視点で捉えてもらうこととと
- と同時に、押さえるべきツボを押さえている人に
見てもらう必要があるのでしょう。
目に見えないものは、もっと分かりにくい
この考えは、経営や思考パターンのように「目で見えないもの」になるとなおさらです。
動画やデータのように目で見えるものだと、ある意味で現実を受け入れるしかありません(私のスイムのように)。
でも、目に見えないものになると「自分はこうだ!」という先入観があるために、仮に指摘されても、なかなかそれを受け入れられないのです。
例えば社員を「性善説」で見るのか、「性悪説」で見るのか?
社長は自分の思考の癖を、自分自身で発見することは、そうそうできません。
だからこそ、見るべきツボを知っている第三者に見てもらうことが効果的なのです。
身体の調子を確認し、問題が起こる前に是正してもらうマッサージのように。
私が自分の事業に対してコンサルティングを受けているのも、そのためです。
マッサージ師が自分自身をマッサージできないように、コンサルタントも自分自身を冷静に見ることができません。
他のコンサルタントからサービスを受けることで、自分自身を第三者視点で客観的に見つめることができます。
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【編集後記】
ふと気付けば、このブログの連続更新が1,800日を超えていました。
まずはこのまま2,000日を目指したいと思います。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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