ランニング・トライアスロン

トレイル・ランニングをトレーニングに組み込んでみたら

今シーズンのトライアスロンレースが終わり、マラソンシーズンや来期のトライアスロンを見据えています。
新しいトレーニングを取り入れたことで、新しい力が手に入ることを感じています。

 

今シーズン痛感した、自分の「脆さ」

これまでのレースを通じて自分自身に感じている弱点は「脆さ」です。
元々、フルマラソンを始めて、そこからトライアスロンもやるようになりました。

フルマラソンは基本的に冬の間に行われるもの。
多少の温度差はあっても、涼しく走れるシーズンです。
それに整備されたアスファルトの上を走ります。
しかも私が今まで出場したレースは、アップダウンが少ないレースがほとんど。

つまり、フルマラソンを走るのに最適な環境でしか、走ってこなかったのです。
今シーズン感じた自分の弱点は、暑さに弱い、アップダウンに弱い、環境変化に弱い、などです。
従来は、言わばビニールハウスで大事に育てられた状態。
過酷な環境になったとき、その環境に対応できない脆さを、今シーズンは幾度となく感じました。

 

トレイル・ランニングをトレーニングに組み込んでみたら

全ての弱点を克服できるわけではありませんが、少なくともアップダウンに弱いとか、コースの変化に弱いことには対応したいもの。
そのためにトレイル・ランニングをトレーニングに組み込んでみました。

山の中、不整地を走ります。
地面に根っこや木の枝が飛び出していることもあります。
岩肌が濡れていたり、苔が生えていたりすると、滑りやすいです。
頭上に木が飛び出しているときは、しゃがみながら進みます。
山の上の方は涼しくとも、下の方に降りると暑かったりします。

コースの変化、温度変化に慣れること。
トレランは長時間のトレーニングになりがちなので、そういうカラダをつくること。
そして、本題からは外れますが、山の中で心を穏やかに保つこと(瞑想に近い状態になれるそうです)。
これらがトレランをトレーニングに組み込んだ目的です。

18日(月)に5時間かけて25km。
昨日、23日(土)に4時間かけて22km。
とりあえず2回ほど、連続してトレーニングをしてみました。

 

新しい世界に出れば、新しい能力を身につけられる

現時点で、既に効果を感じ始めています。
18日のトレーニング後は、鍛えたかった箇所が本当にダルくて仕方ありませんでした。
徹底的に腹筋をしてからトレランに行ったので、翌19日は腹筋が筋肉痛でした。

それから大殿筋。「登りは尻で登れ」と言われるくらいです。
前日の17日、トレッドミルを使って登りを尻で登る練習をしていきました。
同様に当日も、前腿をできる限り使わないように、尻を意識して登りました。

下りも前腿でブレーキをかけてしまうと、あっという間に筋肉が終わってしまいます。
腹筋周りをサスペンションのように使うことで、カラダ全体で衝撃を吸収します。

普通のロード(フルマラソン)だったら、ここまで腹と尻を意識せずとも走れてしまいます。
(少なくともサブ4ペースくらいでしたら)
トレランをしたことによって、今まで以上の能力を身につけられそうです。
このトレーニングを続ければ、少なくとも今までほどの「脆さ」はなくなるだろうと感じています。

考えてみれば、これは当然のことです。
普通のランニングと山を走るくらいの隣接領域ですら、このように新たな能力が開発されます。
より遠い領域に出れば、更に大きな負荷がかかり、能力が用途開発されるでしょう。
(その負荷に耐えられれば)

ビジネスにおける私の主戦場はマーケティング・ITです。
この領域における新たな能力を身につけるために、今までのど真ん中から少しズレた領域に、積極的に顔を出していきます。

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【編集後記】
この週末は妻が旅行で居ないので、仕事しつつ、トレーニングしつつ、家事にも追われています。
今日の晩ご飯をどうしようか、既に悩んでいます。。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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