メルマガ:非常識なコンサルタント

軸となる価格を決める

稲盛和夫さんが仰られている通り、
値決めは経営の肝です。


私たちのように目に見えない
コンサルティングのようなサービスを売る人は、

なおのこと値決めに真剣に向かう必要があるでしょう。

空気のように目に見えないものに
どれだけの価値を乗せることができるのか?

そして、乗せた価値を、
どれだけ顧客に伝えることができるのか?


私が独立後にぶつかった壁の1つが
正に値決めでした。

複業時代も自分で価格を決めていましたが、
会社員として安定収入がありましたから、

それほど真剣には考えていなかったのでした。

独立後に各種サービスの価格をつけようとしたとき、
動きがピタッと止まってしまったことを、
今でも覚えています。。

そのとき気づいたのです。
会社員のときは、売るものの価格を会社が
決めてくれていたのだ、と。

私は商品企画もやっていたので、
価格を決める側に居たこともありますが、

フリーランスの価格のつけ方と、
大企業のそれとは、必要な筋肉が違うのでした。


今も毎回悩む値決めですが、
多少はブレなくなってきました。

軸となる価格を決めているからです。
私の場合は個別コンサルティング(5万円)の価格が
1つの目安となっています。

個別コンサルティングは対面でお話しすることが基本。
法人向けサービスでは、他にもいくつかあります。

●弊オフィスの法人向けサービス
https://biz-it-base.com/?page_id=5753

毎回、最も値決めに悩むのが
「3.ハンズオン型プロジェクト支援」です。

要件が毎回異なるので、調整をしてから契約となります。
特に最初は迷ったのですが、今は個別コンサルティングの
価格が軸になっています。

2時間で対面でお話しする個別コンサルティング。
ハンズオンは資料を作ったり、調査したりと、
私が手を動かす時間も必要となります。

そのため時間単価は個別コンサルティングよりも
高くなります。
逆に手を動かす時間の少ないハンズオンなら、
個別コンサルと同じ時間単価を設定します。

こうして少しずつ値決めに方針ができてきました。

ただ、市場も常に変化しますし、
私自身の成長もありますから、

今後もずっと価格とは向き合い続けるのだと思います。

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