人を引き寄せる人っていますよね。
企業にもそういう一面があるように感じています。
哲学がある人・企業は成長する
人を引き寄せる人・企業に共通するのは「哲学」の有無ではないかと感じています。
稲盛さんだと「フィロソフィー」と仰るかもしれません。
これまで出会った方々(社長含む)のなかで、自分なりの哲学というか、理念を持った方は、間違いなく成長されていました。
ある社長から起業時(30年以上前)のお話しをうかがったときのこと。
日本市場が置かれている状況に危機感を覚え、様々なところに提案をしたけれども受け入れられず、「だったら自分でやってやる!」と義憤とも思える強い思いを抱いていた、とのことでした。
アパートの一室、夫婦2人から始まったその事業は、今は社員数300人、上場するまでに至っています。
哲学があれば、目標と現状の間のギャップを見ないわけにはいきません。
すると、そのギャップを埋めるべく、行動せざるを得なくなります。
行動するから、成長するのです。
「ドラゴンボール」「スラムダンク」「ベイビーステップ」etc、
少年漫画の鉄板は「主人公が成長すること」です。
成長することは、自然と人を引き寄せます。
哲学が生み出す安心感
哲学を持っていると、人を引き寄せる理由がもう1つあります。
その哲学がブランドとなり、安心感につながるからです。
シャネルは女性の社会進出に強い思いをもって始められた事業でした。
その強い思い(=哲学)が成長の原動力となり、注目を集めたのでしょう。
そして、いつしかその思いは、ブランドになります。
ここでの「ブランド」とは高級を意味するわけではなく、
それを買うことによって得られる安心感のことです。
ものづくりに命をかけているメーカーの品からは、息吹のようなものを感じるかもしれません。
コーヒー一筋40年のお店のコーヒーからは、温かみを感じるかもしれません。
哲学は安心感を生みます。
安心できるから、人を引き付けるのです。
目の前の仕事と、夢を同時に追う
ここまで書いて、だんだん恥ずかしくなってきました。
「じゃあ、オマエの哲学は何なんだ?」と。
まだまだ弱かったり、ブレたりしています。残念ながら。
尊敬する方々は、ちゃんと哲学を持っています。
ただ、そういう方々も独立・起業時には、目の前の仕事で日銭を稼ぎつつ、
同時に夢を追いかけていたはずです。
稲盛さんも、日銭を稼ぐことの重要性を説いています。
哲学を貫くこと、夢を追いかけることだけでは、生きていけないのも事実。
ただ、哲学や夢がなければ、一生、日銭を稼ぐ生活になってしまうのです。
今、日銭を稼ぐ毎日から抜け出せず、
3年後も5年後にも希望を持てないとするなら、
それは哲学や夢がないからかもしれません。
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【編集後記】
今日から初めて参加する、あるセミナーが始まります。
5月、6月、7月と1回ずつで、全3回。
合間に宿題も出るようですが、今回のセミナーは明確な目的があるので、
何とか食いついていきたいです。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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