対企業にコンサルティングを行なう場合、
気をつけるポイントがあります。
■
顧客の顧客、あるいはその先の顧客にまで
意識を飛ばす必要があることです。
例えば、パソコンのCPUで有名なインテルを
コンサルティングするとしたら。
インテルのことだけを見てコンサルティングをしても、
そう簡単に成果は上がりません。
それよりはパソコンメーカーや、
パソコンを売る家電量販店、
あるいはパソコンを購入する個人に至るまで、
意識する必要があります。
なぜなら、そのコンサルティングをする企業にとって、
その企業の顧客に価値を提供することこそが、
存在意義だからです。
■
顧客の顧客は社外ではないかもしれません。
あなたがコンサルティングをしている方が
人事部長だとしたら。
その人事部長の顧客は社内の別部門の方でしょう。
その場合も人事部長にとっての
価値を提供するだけでなく、
人事部長の(社内)顧客にとっての
価値は何だろうか?
と考えることが、成果を上げる近道でしょう。
■
私が会社員だった頃、
常に目標としていたことがありました。
「顧客を昇進・昇格させる」ことです。
私とお付き合いいただいた顧客を昇進させるためには、
その顧客に成果を上げて頂かなければなりません。
ということは、その顧客が喜ぶことだけでなく、
・顧客の上司
・システムの利用部門
(私の顧客は情報システム部門の方ばかりでしたので)
こういう方々にも喜んで頂く必要がありました。
実際、長くお付き合いしていると昇進していく方も多く、
権限が大きくなるので、よりお付き合いしやすくなることが
多々ありました。
顧客のさらに先を見る。
そういう習慣は、この頃に鍛えられたのかもしれません。
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