お金に関して私たちは、
基本的な考え方を間違ってインストールされてきた、
と感じています。
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【あなたは倹約家?】
その間違った考え方というのが、
お金はとにかく倹約しましょう、
というもの。
goo辞書によれば、
【倹約=むだを省いて出費をできるだけ少なくすること】
だそうです。
確かにお金は大事に使うべきだと思います。
ただ、「むだ」って何でしょう?
それを定義しておかなければ、
何もかも「使わない」という選択に陥ってしまいます。
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その一方で、私の周りで成果を上げている社長達は、
思いのほかポンポンとお金を使っていきます。
即断即決で。
先日お会いした社長は、180万円するセミナーを
迷いなく申し込んだそうです。
彼らは言います。
「すぐに元が取れるから、決して高くないですよ」
彼らは倹約家ではなく、投資家なのではないでしょうか?
スキルや経験を「むだ」と定義していません。
積極的に積み上げるものと理解しているようです。
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そんな社長に対して、私たちコンサルタントが倹約家だとしたら、
話がかみ合わないのは当然ですよね。
中小企業診断士の集まりに行くと、
たかだか5千円や1万円のセミナーを「高い」と言っている人がいます。
それでは投資家の社長の気持ちは理解できません。
倹約家の社長に安いサービスを提供することしか
できなくなってしまうでしょう。
また、自分が高いコンサルティングやセミナーを
提供しようと思ったら、
顧客の気持ちを理解しないといけません。
私は、自分のスキル、経験にお金を投下して、
それ以上のリターンを得ようとする、投資家でありたいと思っています。