ランニング・トライアスロン

ランニングと経営に共通するフレームワーク

フルマラソンを初めて走ってから2年以上経ちました。
7回フルマラソンを完走し、全てのレースで自己ベストを更新してきました。
特別速いわけではありませんが、毎回、過去の自分を超えてきたことには、ほんの小さな誇りを持っています。

これまでの経験で、ランニングには、他のスポーツや、あるいはビジネスと共通する大切なフレームワークがあると確信するようになってきました。
そこで今回は、ランニングとビジネス(特に経営)のフレームワークを比較してみます。

 

ランニングの土台は立ち方・歩き方・柔軟性

ランニングを始めてから、他人の歩き方が気になるようになりました。
特に階段などは、人が地面を踏む瞬間が良くみえるので、ついつい観察してしまいます。
すると、半数以上の人は本当に歩き方がヤバイです。

すごい内股で歩いていたり、逆に外側に重心がかかっていたり。
靴底の減り方を見れば、一目瞭然です。
この状態のままトレーニングしても、筋肉のバランスが悪くなってしまいます。
ダイエットやランニングの前に、骨盤を矯正するなどして、バランスを整えるのが先です。

それ以前に、町中で立っている人を見ると、腰が沈んでいたり、猫背だったり、
立ち方が間違っている人も多いのです。
(私もパソコンでの仕事が多いので、人のことを言えないのですが、、)

さらに柔軟性。
ランニングをやる上では、着地時の衝撃をしっかり吸収できる柔らかい筋肉が必要です。
柔軟性がないのは、サスペンションのない車に乗るようなもので、全ての衝撃がダイレクトに伝わってきてしまいます。

柔軟性・立ち方・歩き方は、ランニングをする上での全ての基礎なのです。
(ランニングに限らず、カラダの基礎と言えるように思います。)

 

体幹はフレームであり、エンジンである

柔軟性がサスペンションとなり、正しい姿勢で立ち、歩けるようになったら、
次に必要なのは車に例えればフレームであり、エンジンです。

フレームのようにランナーの形(姿勢)を保ってくれるのは体幹です。
体幹の筋肉が強ければ、バランスを保ってくれますし、
弱ければ、すぐにカラダがブレてしまいます。

ランナーとしてのエンジンも体幹です。
しっかり腕を引いて肩甲骨を動かす、お尻から腿の裏で地面を踏む(蹴る)。
この動きが推進力に変わっていきます。

ここまでが整ってくればくるほど、走ったときの効果が高まっていきます。
多くの方は、ランニングというと突然走り始めてしまうのですが、
私は一見遠回りだと思いつつも、この順序でカラダを作ってきました。

走ることよりも、ストレッチや体幹トレーニングを重視してきました。
時間が足りない日は、基本的に走るよりもこれらを優先してきたのです。
だからこそ、毎月走る距離はほぼ変わらないのに、少しずつ過去の自分を超えてこれたのでしょう。

ランニングフレーム

 

ビジネスで成果を上げるためのフレームワーク

ビジネスも同じことが言えると思います。
多くの人がランニングでいきなり走るようなことをビジネスでもしてしまう。

経営フレーム

それぞれの専門分野では毎日のように動きがあって、ついついそれを追いかけていると1日が終わってしまう、ということもあるのではないでしょうか。

ただ、本当はそんなことよりも、自分の人格だったり、思考パターンをより良いものに書き換えていくことの方が、重要です。
まずは人としての基礎を築き上げる。
そして経営にとって大切な原則を理解し、実践する。

実はここまで出来てしまえば、ほぼビジネスは上手く行くと思うのです。
高い専門性は、そこにレバレッジを効かせるようなもので、土台ができていなければレバレッジも利かないのではないか、と。

私にとっては、一番下の「人格・思考パターン」を見つめなおすときには『7つの習慣』。
「経営の原則」を知り・実践するためには『ドラッカー』が最適です。

そのため、ランニングと同様に、一見遠回りに見えても、
これらの土台を固めることを、何よりも優先して活動しようと思います。
数年、10数年も立てば、しっかりした土台の上にビジネスが成り立っているはずです。

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【編集後記】
初めて湘南月例マラソンに参加してきました。
以前から出たいと思っていたのですが、ようやく。
海辺を走るコースで、いい感じに走れました。

今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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