独立してフリーランスになると、売上(収入)は一定しません。
では、いったいどれだけの売上を上げれば良いのでしょうか?
それを求めるには、月々の固定費を明確にすることから始まります。
フリーランスの収入は青天井?
フリーランスになると、売上は青天井です。
だからと言って、「稼げるだけ稼ごう」と思ってしまうと、身も心も持ちません。
士業として自分のノウハウを売り物にする商売の場合、
自分が心身ともに健康であることが大切です。
自分が健康で、常に勉強をして新しい知識を吸収しつつ、
顧客に対して価値を提供し続けなければなりません。
したがって、稼げるだけ稼ぐのではなく、目標とする収入をしっかり得つつ、
知識を吸収するためのセミナー・書籍代や時間の確保、
健康を維持するための食事や睡眠時間の確保が必須になってきます。
心身を削りに削って稼いだとしても、それは一過性のものであり、
長期的に見ると自分の価値は、徐々に磨耗してしまいます。
家庭と事業、それぞれの固定費を出す
では、目標とする売上(収入)はどう求めれば良いでしょうか?
私の場合は、独立に際して、家庭(プライベート)と事業の固定費を洗い出しました。
家庭の方で見落としがちなのが、健康保険や年金、所得税や住民税、固定資産税といった税金です。
特に健康保険や年金は、会社勤めの頃と仕組みが変わってきますので、
自分がどういう保険や年金に加入するのか確認して、支出を求める必要があります。
私の場合、家庭においては上述の健康保険、年金、税金以外に、以下のようなものを挙げています。
住宅ローン / マンション管理費・修繕積立金 / 保険 / 積立型の投資 / 水道光熱費 / 通信費 / NHK / 新聞 / 子供の習い事/ 美容院・歯医者など / 日用雑貨
事業においては、以下のものを挙げました。
定期代 / 情報関連(定期購読の雑誌・情報商材など) / レンタルサーバ
これらを算出すると、生きていくために必要最低限の収入が分かります。
月額に換算して、毎月の最低限の売上ラインを設定します。
しかし、最低限の売上ラインでは、知識を得るためのセミナー代・書籍代が捻出できません。
生活も豊かになりません。
最低限のラインに、どれだけ上乗せすればちょうど良いのか?
これを求めて、月々の売上目標を設定します。
私は今、こうして求めた売上目標を、月々の売上の目標値に設定しています。
ただし、毎月キッチリ達成することよりも、数ヶ月単位で平均したときに達成するように意識しています。
数ヶ月に渡るプロジェクトもあるので、単月の目標にこだわりすぎると、スムーズに動けないからです。
理想の働き方で、理想の収入を得る方法を考える
こうやって自分の売上目標が決まったら、あとはそれをどうやって達成するかです。
しかも、闇雲に働くのではなく、自分にとっての理想の働き方で、目標の収入を得たいものです。
私の場合は、
- 1日に顧客に提供できる時間
(情報を仕入れる時間もあるので、毎日8時間を顧客に提供はできません) - 年間で働く時間
などから、時間当たりの売上目標を決めています。
これを元に基本メニューの単価を設定し、日々の活動予定に落とし込んでいます。
(もちろん、顧客に提供できる価値を考慮して、最終的な単価を設定しています)
できれば、3ヶ月程度は先まで収入が見えていた方が安心ですから、
案件の獲得も、そのようにしています。
本当はあまり先までスケジュールを埋めたくないのですが、
現時点では、ある程度先まで収入が見えることを優先して、このようにしているのです。
きっと、まだまだ改善の余地はあるでしょう。
引き続き、理想の働き方で、理想の収入を得る方法は模索していきます。
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【編集後記】
昨晩から発熱。。
早寝して朝もギリギリまで寝ていたので、少し回復したかもしれません。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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