6月14日に行われた、五島長崎 国際トライアスロン(スイム:3.8km、バイク:180.2km、ラン42.2km)、通称:バラモンキング、ギリギリ完走してきました。
素人トライアスリートが完走までに行ったこと・感じたことを、複数回に渡って、お伝えします。
スイムを何とか無難に乗り越え、バイクに入りました。
バイクを制するものがロングを制す
バイクは、私が最も苦手とするパート。
4歳の頃から補助輪なしで自転車乗れたし、トライアスロンを始めるまでは、まさかバイクが苦手だとは思いませんでした。
でも、実際に始めてみると、遅い・疲れる・痛いの3段攻撃でした。
初戦の久米島では、バイクは66kmでした。
腰が痛くなり、首と背中が強烈に凝り固まって、オマケに力が入りすぎている両手は、最後には痺れてきたのでした。
3月初旬の久米島で痛い目に遭ってから、今回のバラモンキングに向けて、とにかくバイクを改善してきました。
(その詳細は、また別の機会に)
ミドルの久米島と、ロングのバラモンキングを比べてみると
- スイム2km→3.8km(1.9倍)=超速い人で1時間を切るくらい
- バイク66km→180.2km(2.73倍)=超速い人でも5時間はかかる
- ラン20km→42.2km(2.11倍)=超早い人で3時間前後
となっています。
誰がどう見ても、「バイクを制するものがロングを制す」ことが明らかだったからです。
3ヶ月で、どこまでレベルが上がったのか?
180.2kmに耐えられるのか?
答えを確かめに、バイクスタートしました。目標は、
- 16:30までにゴールすること(最後のランに5時間半は確保しておきたかったのです)
- バイク合宿で習ったペダリングや登りでの体重移動をしっかりと(疲れてきたときほど意識する)
- 疲れたらしっかり休憩する(そのとき補給とストレッチもしっかりと)
です。
バイクコースの特徴
バイクコースは島全体を使っています。
下の方の自転車マークがスタート地点、島の左半分の55kmコースを2周して、右のゴールに向かうコースです。
私が泣きそうになったのは、このアップダウンの連続。
大きな山の合間にも、細かにノコギリの歯のように、アップダウンがあるんです。
コースは前日にレンタカーで下見をしていました。
特に2周する箇所はしっかりと記憶に植えつけておきました。
知っているのと、知らないのでは、確実にコーナリングやブレーキングに差が出てくるからです。
テクニックや体力がない分、こういうところで完走へのギャップを埋めていかないといけません。
(チームメンバーの大半が、下見中に寝ていましたが。。。皆さん、私よりテクニックも体力もあるので。。)
トラブルと体力と、不安は増すばかり
スタートしてみると、スピードとケイデンス(ペダルの回転数)の表示がおかしいです。
明らかに20km/h以上は出ているのに、5km/hとかしか表示されないのです。
前日は全く表示されなかったので、換えの電池を持ってきていました。
しかし、当日チェックしたところ、ちゃんと表示されたので、そのままにしてしまったのです。
今にして思えば、ちゃんと交換して、リセットしておくべきでした。
スピードやケイデンスは肌感覚で行くしかありません。
最初のうちは、比較的フラットな道が続きます。
いきなりガンガン攻めたいところではありますが、ここはガマン。
スイムを終えたばかりのカラダが、まだバイクに順応していないのです。
それに、このタイミングで少しでも補給をしておきたいと思っていました。
バイクは長丁場。焦る必要はありません。
ところで、なぜか左足の靴下がびしょ濡れで、踏み込むたびに靴下から水が出てくる感じがします。
スイムを終えたときに、ちゃんとタオルでふき取ったハズが。
気持ち悪いのですが、無視するしかありません。
最初の大きな山を越えて、55kmの周回コースに入っていきます。
ここまでで33km。やはり長い。。
180kmの大きな塊と考えると精神的につらいので、30kmを6本と考えてはいたのですが、
1本終わった段階で、それなりに体力を使っています。スイムの疲れもあったのかもしれません。
周回コースの戦い方を、改めて考えることにしました。
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【編集後記】
バラモンキング編。
このペースで書き続けていくと、長編になる予感がします(^_^;
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!