6月14日に行われた、五島長崎 国際トライアスロン(スイム:3.8km、バイク:180.2km、ラン42.2km)、通称:バラモンキング、ギリギリ完走してきました。
素人トライアスリートが完走までに行ったこと・感じたことを、複数回に渡って、お伝えします。
いよいよレーススタートしました。最初はスイム3.8kmです。
スイムコースの特徴
スイムは覚えにくい形をしたコース(1.9km)を2周します。
このコースの特徴は、波がほぼなく、潮の流れも少ないことでしょう。
少なくとも、コースを2周する間、(周りの選手が立てる波を除いて)波や潮の流れを感じることはありませんでした。
水の透明度は、普通らしいです。
私が唯一比較できる久米島と比べると、さすがに透明度はかなり低く感じました。
それでも、周りの選手の動きは十分に見えたので、無駄にバトルになることを避けることができました。
相変わらず、海水のしょっぱさには、慣れません。。
イキナリ脚がつるも、1週目は順調
スタート直後は、周りに人が溢れています。
経験の少ない私は、バトルに巻き込まれたら、一溜まりもありません。
周りを観察し、人にぶつからないように、ときには立ち泳ぎや平泳ぎで、周りの選手が先に行くのを見届けます。
私の目標はバラモンキングを完走すること。
1分1秒を急ぎ、体力を浪費するようなことはしません。
540メートルの直線を泳ぎ終える頃には、周りで泳いでいる人たちが、
大体、同じスピードに近くなってきました。
こうなると、泳ぎやすくて快適です。
しかし、帰りの470メートルを終え、ブイを曲がろうとしたとき、最初のトラブルが起きます。
後ろの選手に思い切り脚を引っ張られ、右脚がつってしまったのです。
このままだと溺れそうだったので、コースガイドとなるロープに捕まり、脚を揉みほぐします。
ボートに乗ったスタッフから、「大丈夫ですか~?」と声をかけてもらいます。
「脚がつりましたけど、大丈夫です~」
泳いでいる最中は、人と会話ができないので、こんな会話でも癒されます。
再度泳ぎだし、1週目を上がってみると、時計は39分でした。
久米島の2kmが44分だったので、思ったより早いタイムでした。
やや抑え目に泳いでいたつもりだったのですが、レースでテンションが上がっていたのでしょう。
陸に上がって、つった脚を回復させるため、ストレッチをします。
ここでもスタッフに声をかけられますが、笑顔で「大丈夫」と。
水を飲み、お湯をカラダにかけて、2周目に入ろうとしますが。。。
ヘッドアップをガマンして、2周目は遠回り
2周目に入ろうとするとき、首の後ろが妙に痛いことに気づきます。
どうやら、ウエットスーツがヘッドアップ(泳ぎながら顔を上げて前方確認する)のときに擦れているようです。
久米島のときは、水の透明度が高かったので、ヘッドアップしなくとも、遠くの集団についていけば十分でした。
今回、初めてヘッドアップを多用しましたが、こんなところにトラブルが起きるとは。。
2周目は、ヘッドアップの回数を減らさざるを得なくなりました。
だいたいコースは覚えたから大丈夫だろう、と思っていたのですが、どうやら遠回りをしていました。
特にゴール前、大きくぶれていたのが分かります。(白抜きの黒い丸がある辺りです)
結果、3.9kmのコースなのに、4.4km泳いでいたようです。
2周目は46分かかり、合計1時間25分でスイムを終えます。
(上の図で陸に上がってからも線が伸びているのは、バイクに乗ってから時計のスイッチを押したからです)
ペースが落ちてしまいましたが、
- 1時間30分以内にゴールすることと(次のバイクに時間を確保したかった)
- できる限り体力を温存する
という2点は上手く達成できました。
スイム~バイクへのトランジット
トランジットでは、
- 自分のバイクバックを取って着替え
- バックをスタッフへ返却し
- バイクを取りにいき、バイクスタートする
という流れでした。
初回の久米島では、ここで随分と手間取りましたが、今回の方がスムーズにできました。
(それでも、スイム後は寒くて、ガタガタしていましたが)
着替えている最中、元帥と羅王に会って、一言交わします。
元帥は私より後から来たっぽいのですが、さっさと準備を終え、更衣室を出て行きます。
この辺り、さすがに経験値が違います。
仙人とみよっしーは前か?後ろか?分かりません。
きっと、バイクの折り返し地点で分かるでしょう。
スイムが苦手なザックは、まだ頑張っているはず。
海をチラッと見てから、自分のことに集中しバイクに乗りました。
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【編集後記】
筋肉痛は治ったのですが、脚がどんよりと重いです。
本当はスイムウォークや疲労抜きランを行いたいのですが。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!