普段、「稼ぐ」「儲ける」というような言葉で煽るタイトルの本は読まないのですが。
ダン・ケネディを学びたくて、本書を手に取りました。
煽りっぽい言葉が多いが、本質を突いている
ダン・ケネディといえば、マーケティングの世界では大御所です。
大御所とはいえ、昔の理論を振りかざして、ふんぞり返っている先生ではありません。
今なお、自分自身、成果を出し続けているマッケッターです。
そんな存在でありながら、今まで彼の本は2冊程度しか読んでおらず、
しかも、あまり自分にはピンと来なかったのです(汗)
ただ、本書はズシズシと自分に刺さりました!
例えば顧客を「群れ」と呼んだりして、煽りっぽい言葉や、
やや品に欠けた言葉があるのは否めません。
ただ、敢えて分かりやすい表現を使うことによって、
「刺さる」ことを目指しているのでしょう。
そうやって厳しい言葉を使いながらも、
内容はしっかりと本質を突いています。
自分にはなかった考えを示されたり、パラダイムシフトが起きました。
印象に残ったフレーズ
以下、特に印象に残ったフレーズを挙げてみました。
(各章から1つずつ選びました)
- 社長の仕事はマーケティング
- 「発明」がなくても成功できる
- あなたの責任は儲けることだ。あなたが儲けなければみんなが困る
- 「テイクアウェイ・セリング」上から目線の傲慢な態度がセールスを成功させる
- 自分自身とのアポを守れ。重要人物とのアポと同じように
- 自由が欲しけりゃ責任を負え。責任を負うほど自由が手に入る
1つ1つ、コンパクトで2~3ページで書かれています。
しかし、内容は濃くて、ビシッと厳しく、自分ができていないことを突かれます。
自分の行動をどこから変えるか?
本書に書かれていることは、非常に幅広く、全部を同時に始めることは大変です。
だからこそ、どこから自分の行動を変えるか?
具体的な自分の計画に落とし込んでいくことが大切なのでしょう。
ちなみに本書で、自分の狭い世界観に気付かされました。
上述の通り、パラダイムシフトが何回か起きました。
というわけで、本当は多くの人に知られたくないなぁ~と思ったり(^_^;
とはいえ、紹介してしまいましたので、私は実際に行動することで、
差別化していきたいと思います。
自分の変化を、このブログで共有できたら嬉しいです。
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【編集後記】
今日の午前中に、「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」
エリート女子の部を見に行こうと思っていましたが、あいにくの雨。。
自宅でやることを終わらせることにしました。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!