おはようございます。渋屋です。
アマゾンで、新刊 『【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド』の予約が開始されました。
2月5日から書店にも並ぶ予定です。
最新キーワードを脳みそにコピペしていませんか?
ネットや雑誌を見ていると、ITに関連するキーワードが日々、登場しては消えていきます。
「クラウド」「ビッグデータ」「モバイル」「ソーシャル」「人工知能」・・・
私は日々、ITを専門とする多くの方と仕事を一緒にしておりますが、
ITの専門家ですら、これらのキーワードを脳みそにコピペしているだけのように感じることがあります。
IT部門の方よりも、むしろ事業部門の方が、明確な目的を持ってITを使うため、
キーワードの本質を理解しているように思います。
本質を理解し、トレンドを知るとは、
- キーワードが注目されるようになった理由を知る
- キーワードが生み出されたメカニズムや法則を知る
- キーワード同士の関係や構造を知る
- キーワードが未来にどうつながってゆくのかを知る
ことです。
今起きている変化とは?
ITの調査会社IDCは、今起きている大きな変化を、「第3のプラットフォーム」と名付けています。
第1のプラットフォームは、1964年頃から始まったメインフレームの時代。
第2のプラットフォームは、Wintel(Microsoft + Intel)やLotus Notesが隆盛したクライアント・サーバの時代。
そして、第3のプラットフォームは、「クラウド」「ビッグデータ」「モバイル」「ソーシャル」から構成される、新しいプラットフォームの時代。
Web技術の進展と共に、大企業で利用される業務アプリケーションですら、
第2のプラットフォームから第3のプラットフォームに移行されつつあります。
ただ、これまでの変化と決定的に違うことがあります。
単純なハードウェアや処理体系の変化(例:メインフレーム→パソコン)ではないのです。
上述の各テクノロジーが複雑な関係性を保ちながら、ITが企業システムだけではなく社会全般に広く浸透し、影響を与えています。
だからこそ、キーワードを脳みそにコピペするだけではなく、関係性や背景を知る必要があるのです。
ITを大局的に俯瞰したいビジネスパーソンに
本書は個々のキーワード、技術の詳細が書かれたものではありません。
それよりも、上述の通り、大きなトレンドを知ることに重点を置いて書かれています。
対象はITの専門家だけではなく、ITに関わることのあるビジネスパーソンです。
こんな方に読んで頂きたいです。
- IT部門ではないけれど、ITの最新トレンドを自分の業務や事業戦略・施策に活かしたい。
- IT企業に勤めているが、テクノロジーやビジネスの最新動向が体系的に把握できていない。
- IT企業に就職したが、現場の第一線でどんな言葉が使われているのか知っておきたい。
- 自分の担当する専門分野は分かっているが、世間の動向と自分の専門との関係が見えていない。
- 就職活動中だが、面接でも役立つITの常識を知識として身につけておきたい。
目次は以下のようになっています。
- 第0章 最新ITトレンドの全体像を把握する
- 第1章 クラウドコンピューティング
- 第2章 モバイルとウェアラブル
- 第3章 ITインフラ
- 第4章 IoTとビッグデータ
- 第5章 スマートマシン
詳しくはこちらのページからご確認下さい。
本書の図表は全てPowerPointのデータとしてダウンロードすることができるようになっています。
あなたの事業、日々の活動に是非お役立て下さい。
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【編集後記】
昨日は毎月恒例「よこはま月例マラソン」 に参加してきました。
息子と妻が健闘するなか、私は10kmのプライベートベスト更新に17秒届かず。。
キロ4分15秒辺りに「壁」が存在するようです。
ここを超えると、一気に心拍数が上がってしまうのです。
スピード練習をする夏の時期に、ストレッチしかできなかったので、分かっていたことですが。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!