「不安は人の行動を萎縮させる」
このところ、絵に描いたように、こんな状況に陥っていたようです。
フリーランス最大の壁、「お金の不安」
私はフリーランスになる前から、少しずつ週末起業という形で、
独立の準備を進めてきました。
「仕事がない」という、最悪の状況を回避するためです。
家族が居て、住宅ローンも抱えている私にとって、
フリーランスになるときの最大の壁は、収入が途絶えることでした。
私だけでなく、他のフリーランスも多かれ少なかれ、
仕事が途絶える不安、収入がなくなる不安は抱えているのでは、と思います。
ケチな人生
お金の不安を抱えることは、無意味に楽観的であるよりも、よほど健全だと思っています。
不安があるからこそ、危機感を覚えます。
危機感があるからこそ、真剣に仕事の内容を考え、仕事の取り方にも工夫をすることになります。
しかし、お金の不安が、単に自分の財布の紐をキツくするだけだったら、意味がありません。
フリーランスはひとり社長です。社長である以上、事業に対して投資をしていく必要があります。
特に何らかの専門性を売りにするのであれば、そのスキルへの投資は怠ってはいけません。
しかし、実は私、この数ヶ月を振り返ると、正にこんな状況に陥っていたのでした。
半年後、1年後に望むような収入が得られるか分からない。
だからお金を使うのは止めておこう。貯めておこうと。
このところ、行きたいセミナーも何となく遠慮していました。
さすがに本を買うまでは遠慮していませんでしたが。。
まだ自分の事業が立ち上がりきってもいないのに、ケチになったら、何も生まれません。
それなのに、ケチになり、小さくなっている自分に気付いて、唖然としたのでした。
投資感覚を身につける
今の私に必要なのは、投資感覚でしょう。
今とは逆に、面白そうなモノには、何でもかんでも、お金を使っていたころがありました。
しかし、それでは投資ではなく、単なる浪費になっていまします。
今の時点で、浪費を避けて、ケチになったのは、良いことだと思っています。
今度は、価値を見出したものに対して、目的を持って投資をします。
そして、投資である以上、回収を目指そうと思います。
例えば、セミナーに参加するのであれば、
- 何を得るためにセミナーに参加するのか?
- それを得て、どうやって、いつまでに投資を回収するのか?
- (セミナー後)具体的にどういう行動を、いつまでにするのか?
これらを明確にしたいです。
「将来、役に立ちそうだから」というユルい形では、投資しません(少なくとも今は)。
このようにして投資感覚を鋭利に育てつつ、徐々に大きな投資をしていきたいです。
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【編集後記】
独立直後のパツパツ感のなか、トレーニングが思ったようにできず。。
来月に自分史上、最もヤバいレースに出場するのですが、
ココロも、カラダも、全く準備が追いついていません。ピンチ!
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!