今回は、ある方にオススメされて読んでみた本のご紹介です。
私たち、日本人という民族、日本という国を、やさしく知ることができました。
さらに日本を好きになり、日本人であることを誇りに感じられました。
日本・日本人のことを知りたい全ての方へ
日頃、色んなメディアに目を通している
「だから日本はダメなんだ」
というような、日本に対してネガティブな意見の多さが目に付きます。
批判するのは簡単ですが、私はもっと日本を好きになりたいし、
日本人であることを喜びたい、と感じていました。
今回、オススメいただいた本は、そんな私の願いに応えてくれる1冊でした。
懐かしい、日本の光景
本書は、「さようなら」という言葉の意味を問うところから始まります。
その問いに対する答えは、本書の後半にならないと出てこないのですが。
命の源は太陽である。
そのような考えから、国の名前を「日本」としたことから始まり、
自然、大地へと話は進んでいきます。
この本に書かれていることを読むと、
日本人が太陽や自然・大地を大切にしてきたことが、
何となく光景として思い浮かぶのです。
太陽や山を拝む、おじいちゃん・おばあちゃんの姿。
今の私たちはそういう習慣がないけれど、
きっと、つい2世代・3世代前までは、普通に習慣として行っていたのでしょう。
日本のこころを言葉の面から教えてくれる
本書を一言で紹介するならば、
日本人が忘れてきてしまった大切なことを思い出させてくれる本
と表現したいです。
太陽、自然、大地と話が進んだあとは、身近なお母さん、お父さん。
恥ずかしながら「お母さん」、「お父さん」という言葉の由来を知らなかったのですが、
本書を読んで驚くとともに、とても自然な日本人的発想だと感じたのでした。
そして、「さようなら」の意味も。
私たちの日常には、英語やカタカナ言葉が浸透しています。
ただ、その前に私たちが何気なく使っている言葉を、
もっと大切にしたい、と思ったのです。
人の良いところは真似しよう、自分たちの「心棒」を大切にしながら
本書を通じて感じた、1つの大事なメッセージ。
それは、諸外国の良いところは真似して良い。
ただ、それだけじゃダメだよね、と。
人の真似だけしていて、自分という軸を失ってしまっていませんか?
日本、日本人という「心棒」を大事にすること。
この国際社会で私たちが生きていくためには、それがスタートなのだと感じました。
欧米化の波に流され続け、心棒を失いつつある日本、日本人。
1人でも多くの方が本書を読み、軸を取り戻すことを願いながら、一気に読み終えてしまいました。
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【編集後記】
最近、良書に出会いまくりで、読書が追いつきません(^_^;
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!