マラソンをはじめるキッカケを下さり、
トライアスロンに導いてくださり、
さらには、私が独立するのに影響を与えてくださった井ノ上さん。
その井ノ上さんが、新たに本を出されました。
従来の文化にとらわれない、新しい働き方
税理士の業界では、事務所を作って社員を雇い、規模を大きくしていくのが常套手段なようです。
しかし、そんな常識に対し、「ひとり税理士」という新しい働き方を提案する井ノ上さん。
どっちが良い悪いではないと説いていますが、私は「ひとり税理士」の働き方に興味があって、本書を手に取りました。
本書は以下のような構成です。
- 心構え
- 仕事のつくり方
- お客様にどう対応すべきか
- 時間の使い方
- 心と体のマネジメント
- スキルマネジメント
- 独立を後押しするナインストーリー
本書を通じて一貫して感じたのは、「おかしい」と思ったことを放置しないこと。
業界の慣習だから、というようなことだけで鵜呑みにしてはいけない、ということです。
ひとりで働いていたら、資源(時間・お金)は有限ですし、
自分と合わないお客様が来てしまったときには、他人に任せることもできません。
だからこそ、おかしなことを放置せず、常に向き合うことで、問題を解決されてきた姿が見て取れます。
私自身、まだまだここまで考え抜いていないです。
だからこそ、本書には多くの問題提起をしていただいたと感じています。
中小企業診断士の働き方も見直したい
また、本書を読んで感じたことは、税理士に限らず、中小企業診断士も働き方を変えたほうが良いのでは?ということです。
私が気になる中小企業診断士の働き方は、以下のようなものです。
- 独立しているにも関わらず、平日9~17時の働き方にこだわる(会社員時代の文化から離れられない)
- その割には深夜や土日も働いてみたり(それじゃ独立した方がキツイだけ)
- 補助金など、行政に振りまわされるビジネスをコアにしている
- やたら中小企業診断士とばかり一緒にいる(他の士業、専門家と一緒にならない)
- なぜかしっかりとスーツを着ている人が多い(カジュアルでも良いのでは?と)
- 情報発信をしている人が少ない
- 経営コンサルのはずなのに、自分自身のビジネスが上手く行っていない
私は、診断士のこのような働き方に疑問を感じています。
独立したのであれば、もっと自分の意思で働きたいですし、周りに振りまわされたくありません。
本書を読んで、このような画一的な診断士業界にも、新しい風を吹かせたくなりました。
診断士という枠に収まるのではなく、自分自身の望む働き方をもっと追求していきます。
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【編集後記】
今朝は早朝からご近所さんのパパと妻と3人で12kmほどランニング。
終わり次第、そのまま葉山の一色海岸で、海スイムのトレーニング。
まだ足が万全ではないらしく、スイムの途中から膝が痛く。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!
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