4月から、ある企業に入らせていただき、仕事をしています。
その会社における自分の「肩書き」について考えてみました。
肩書きなんて、既に捨てていましたが
私は3月まで働いていた会社においては、既に肩書きは捨てていました。
チームを預かっていたのですが(いわゆる課長)、その責任を放棄していたわけではありません。
- 肩書きにしがみつくような行動
- 上の肩書き(部長)を取るための行動
- 肩書きを権力として振りまわすような行動
そんな行動を嫌っていたのです。
少なからず、そういう行動をとる人がいましたので、
そんな人たちと一緒にされたのではたまらなかったのです。
むしろ、そんな肩書きはいらないから、自分のやりたい仕事に
集中させて欲しい。そう思っていました。
独立してからは、肩書きはありません。
自分の名前が肩書きです。
だから、肩書きというものについて、考えることはなくなっていました。
お客様にどう見られているか?
先日、そんな私でも自分の肩書きを改めて考えさせられる出来事がありました。
今、入らせていただいている会社で、その会社のお客様や、
協業している会社とミーティングをすることがあります。
その際、私もクライアント企業における名刺があった方が良いね、ということに。
フリーランスである私の名刺を出してしまうと、違和感のあるミーティングもあるからです。
クライアント企業の社長は、「どんな肩書きをつけましょうか?」と。
私より前から、その企業に入っている診断士の先輩は、「CFO」となっているようです。
最高財務責任者ですね。
その先輩診断士は、社長にとって財務面でのサポーターになっています。
実際、銀行などとのミーティングにも、その方は同席していますので、
CFOというのも頷けます。
私は「肩書きは何でも良いですよ。気にしませんから。」と本音で言ったのですが、
社長は「考えておきますね。」と。
これは面白い、と思ったのでした。
私には、いったい、どんなラベルが貼られるのでしょうか。
それはお客様から自分が、どういう風に見られているのか?を端的に現すからです。
お客様から何を期待されているか?
さらに、将来への期待を込めて、ラベルが貼られることもあるでしょう。
今、できていること以上のラベルが貼られるのであれば、それは嬉しいことです。
今以上に価値を提供できるチャンスを与えられているということですから。
お客様から肩書きをつけてもらうのは面白い!
コンサルの方であれば、一度、やってみてはいかがでしょうか?
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【編集後記】
先週、インフルエンザになってしまい、空手の昇給審査が受けられなかった息子。
その振り替えで、今日、昇給審査です。私も一緒に行って、観てきます。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!