今回は、経営コンサルタントを目指す方にご紹介したい本についてです。
タイトルは煽りっぽいが中身は濃いです
タイトルだけ見ると、煽っているような気がしてきますが、
実際に中身を読むと、骨太でしっかりとした中身の本でした。
筆者は自身の実績がない状態から、コンサルタントになり、
独自の視点を持った営業・コンサルティング手法を生み出し、
成果を上げてこられた方。
その独自の視点、実際にやってきたことを具体的に
示しているのが本書です。
コンサルティングの具体的手法も
Amazonのレビューを見ると、「具体的なコンサルティング手法については書かれていない」という
コメントがいくつか見られますが、少なくとも私には、いくつかの具体的手法が載っていると
感じました。
私が感じたのは、営業とコンサルティングの目的が一致していることです。
コンサルティングを受ける経営者が望むことは、経営状況をより良くすること。
特に筆者は次の3点が経営者の3大悩みごとだと説きます。
- 会社のお金の流れが漠然としていることによるストレス
- 社員との立場の違いが生む「危機感のズレ」によるストレス
- 次のワクワクするビジョンが見えないストレス
このような悩み(ストレス)を、コンサルティングによって解決するのですが、
その前に、これらの悩みを筆者は解決できることを示すのです。
悩みが解決するのであれば、コンサルティングを依頼しようと考えるのは当然でしょう。
つまり十分な営業活動になっています。
と同時に、当然のことながら、コンサルティングによって実際に悩みを解決するのです。
両者が一貫した動きをされていることが印象的でした。
コンサルタントの営業手法も
上述の通り、営業とコンサルティングが一貫しています。
ただ、もちろんそれだけでは、仕事がとれるかどうか?は分かりません。
営業のやり方については、章を2つ割いて、紹介されています。
(営業戦略と、新規開拓手法)
これらについては、筆者は常に顧客となる社長のことを考えていると感じました。
と同時に、自分がどういうコンサルタントになりたいということも。
ネタバレにならないよう、具体的な内容は書かないでおきます。
筆者のやり方を全て真似るのは現実的ではない方もいらっしゃるとは思います。
興味を持ったことから、自分にも取り入れられると思います。
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【編集後記】
トライアスロン合宿から帰ってきました。
おかげさまで?ヘロヘロです。。
今日も素晴らしい1日になります。感謝!!