私は中小企業診断士を取得した頃から、
診断士だけで集まりすぎないようにしていました。
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士業には本当に多いと感じるのですが、
同じ士業だけで集まってワイワイやっているのです。
もちろん、その場には一定の価値がありますが、
自らの事業にイノベーションを起こそうとするなら、
仲間で集まるだけの状態は、かなり危険です。
私の知人を見渡してみても、
何らかの成果を上げている人は、
「ああ、あの人、○○士だったんだ!」
と後から知る感じです。
ガッツリと診断士だったり、行政書士、税理士、社労士、
という働き方をしている人は、
なかなかそこまでの成果が出ません。
「皆と同じことをやっている」のだから、
図抜けた成果が出ないのは、ある意味では当然なのです。
■
全く異なる文脈で言われたことですが、
ドラッカーはこんなことを記しています。
外へ出ることだけが知識の幅を広げる
唯一の道である。『ネクスト・ソサエティ』より
同じ士業同士で集まっていると、
知識を深めることはあっても、
意外な発想を得ることにはならない。
そんな風にも言えそうです。
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繰り返しになりますが、士業同士の集まりにも
意味はあると思います。
ただ、「それが世界の全部」だと勘違いしないようにだけ
常に注意しておきたいものです。
診断士だけの世界は狭いし、
他の士業と交流したって、狭い世界であることは変わりません。
士業を全部集めても、数10万人程度でしょうか。
日本全体で見ても1%未満です。
自分に変化をもたらすなら、
外の世界に出ていくしかありません。
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